なだらか~な登山!大高取山(埼玉県越生町)

大高取山(越生町)

みなさんこんにちは、孤独ソロキャンパーです。

今回は、2024年11月10日、埼玉県越生町にある「ニューサンピア埼玉おごせ」のソロキャンプ場の2日目早朝に登った「大高取山」についてご報告!ここ最近キャンプ場を抜け出しての登山と楽しんでいるので、今回も近くにある山を目指すこととした。

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だいぶ明るくなるのが遅くなったこの時期、5時半ごろに起床もまだ暗い。準備をしている間に少し明るくなった6時位にキャンプ場を出発、クルマで登山口近くの「うめその梅の駅」に向かうのであった。梅の駅まで歩けないことは無いが片道30分以上かかる。この時間からの出発ではチェックアウトまであまり時間が無いため、クルマでワープすることとしたのだ。

うめその梅の駅【越生自然休養村センター】|越生町ホームページ越生梅林の少し黒山寄りに、うめその梅の駅【越生自然休養村センター】があります。特産の梅や柚子の加工品、地元で採れた農産物などを販売する施設で、ハイキングの休憩所としても利用されています。休館日 12月29日から1月3日まで 電話番号 049-292-3100ひもかわうどん等の販売について地元有志の方(茜の会)による「ひもかわうどん…www.town.ogose.saitama.jp

梅の駅から徒歩2~3分で登山口へ。ここから階段状の登山道を登り始める。

スタート地点はなんと舗装されていた。越生町は「ハイキングのまち」としてアピールしているだけあって、手入れもきっちりしているようだ。舗装はすぐに終わってしまったが、急登というほどでもない道を登り、まずは越生梅林近くの登山口から山頂へ伸びる登山道との合流地点を目指す。

「ハイキングのまち」を宣言しました!|越生町ホームページ 越生町では、ハイキングのよる観光の振興、地域経済の活性化、町民のみなさんの健康づくりなどを目的に平成28年4月29日(昭和の日)に、全国で初めて「ハイキングのまち」を宣言しました!!

10分弱くらいで合流地点に出る。ここから本格的な登山!・・・と思いきや、超なだらか~な道のりに(汗)。

こんな感じのほぼ平坦な道が多い。登山というよりもまさにハイキングという感じ。登山道はほとんど杉林なので、薄暗い感じがある。ちなみに左側にはゴルフ場があるため、ずっと草刈り機のような音がそちらから響いていた。

ところどころ岩がむき出しの場所などあるものの、地形的変化や眺望のある場所など特徴的な場所はあまり無い。ただただ杉林のなだらか〜な道を進んでいく。

突如現れた「神ノ座山」という山の山頂の標が!ここが・・・山頂???まわりを見ても山頂のような感じはなく、むしろこの先の道はさらに登っていく・・・。しかし山の名前からして神様がいらっしゃる場所かもしれない。ちなみにこの山は越生10山に選出されているようだ。

神ノ座山を過ぎて少し進むと少し登りが!とはいえさほど急な道ではない。少し広葉樹が増えてきたくらいの変化はあった。

登って行くと・・・緑のネットが。畑かな?と思ったが、もうこの辺は山頂近くのようなので畑ではなさそうだ。

急に視界が開けてきた。こちらは西側に見える山々。

あ、もうそこが山頂のようだ、なんと・・・登った感の薄い山なのか(汗)!30分程度のなだらか〜な登山ではあったが、最初の登山口入口付近が一番登っている感じがあった・・・しかもこの先が本番と思ってそのあたりでは画像すら撮っていなかった。

こちらが山頂から東側、越生町~坂戸市方面が見えている。山頂からの眺望は杉林を切り開いて作ったようで、しかもそんなに昔の話ではなさそうな感じだ。

眺望ズーム!霞んでいて奥ははっきりしないが、手前に越生の町並み、その奥に住宅団地の「目白台」、その奥に関越道「坂戸西」スマートIC付近の物流倉庫のようなものが見えているようだ(多分)。

こちらは反対側の眺望、切られた杉たちが痛々しい(汗)。見えていた緑のネットはこの伐採したエリアを保護するためのものっだったようだ。こちら側には町並みはなく山々が見えていた。

これが見えている山々。顔振峠が見えているということは南西側、飯能市の山の方を向いているようだ。

しばらく山頂からの眺望を楽しみ下山をすることに。帰り道はあっという間だった。ちなみに登山中で出会った人は1人のみ、早朝登山は人がいないので歩きやすいのも魅力だ。しかしこの山だけの単独登山では物足りないかも(汗)!近くの桂木山などを含めて縦走したほうがいいのだろうな~・・・キャンプ場抜けての登山にはちょうどだったけど。そんなことを思いながら、梅の駅に戻るのであった。

■個人的反省点

今回はニューサンピア埼玉おごせソロキャンプ場を訪問するにあたり、近くの山をいくつか調べた。弓立山、雨乞山・・・等。しかし最もキャンプ場から近くかつ眺望のある山として大高取山をセレクトした(弓立山は登ったことがある)。登山道は大きな変化がなく、なだらかな杉林をずっと歩く。眺望は杉林の一部を人工的に切り開かれたものでそこまで良いわけでもない。正直、大高取山単体では「取れ高」の低い登山となってしまった。

これは大高取山が悪いのではない。私がこの山の魅力、登り方を理解していなかったのだ。大高取山は先に上げたように縦走してその魅力がわかる山だと思う。山頂近くには幕岩展望台がある。ここは山頂よりも眺望は良いようだし、桂木山近くの桂木観音展望台(ここは行ったことがある)も眺望が良い。これらをセットにした縦走ルートで楽しめば、大高取山の魅力はグンとUPしたことであろう。なだらかな山なので体力的にも初心者が長時間歩くことができる縦走コースとなるだろう。

ものには楽しみ方というものがある。それを知らず楽しむと期待外れに終わってしまうことが多い。例えば自転車の乗り方を知らず自転車に乗っても楽しいワケがない。そしてなかなか乗れるようにもならないであろう。つまりは、楽しむためには楽しむ側の努力が必要なのだ。

楽しむものには「自分から楽しむ」ものと「楽しませてもらう」ものがある。私の趣味は登山・キャンプ・料理(作る方メイン)・絵画・・・などなど「自分から楽しむ」ものが多い。ちなみに「楽しませてもらう」ものとは、例えばテーマパークに行ったりお笑い番組を見るなど、楽しませようと頑張る人に楽しませてもらう他力本願的な楽しみ方。

私は「この楽しませてもらう」ものには興味がなってきてしまった。なぜなら、そこに自分の努力、成長が無いからだ。「自分から楽しむ」には、例えば登山なら、時間やルート状況、危険箇所、見どころなどを事前チェックして楽しむ計画を立てることが必要だ。そして楽しむための体力を整えたり、体調を管理したりと色々と頑張らなければならない部分がある。今回大高取山に関してはルートを調べた程度で深くは調べなかった。これは深く調べすぎると現地での楽しみが減ってしまうという反面もあるからだ。

このバランスが難しいのも、「自分から楽しむ」ことの難しさであろう。マニュアルの無い「自分から楽しむ」世界には正解がなく、いつもチャレンジと反省の繰り返しだ。今回も反省点が多いものの、その反面多くの学びもあった。魅力を感じる程度に調べつつも、調べすぎてワクワクをなくしてしまわない程度に、バランス良く事前調査をして行くことが大切ということだ。少しだけだけど成長できたかな?

さてさて、今回の大高取山はこのへんでおしまい。次回はキャンプ、初めて訪問する場所なので自分に合う場所かどうか楽しみだ!それでは次回をお楽しみに~。

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