(その3)2泊3日のキャンプの旅!フォレストパークおいらの森

キャンプ

さて、フォレストパークおいらの森の続きです。

餃子を楽しんだあとは、お待ちかねのデザート!そう、こぶしっ子で買った苺である!とちあいかは2019年に登場した新しい品種。まろやかな甘さが特徴とのこと。

とちあいか | 「いちご王国・栃木」総合サイト | 栃木県「とちあいか」は、栃木県のオリジナル品種として2019年秋に初出荷された新品種。「とちあいか」には、食べてうれしい3大メリットがあります。ichigooukoku.com

一粒が大きくプリプリのツヤツヤ!しかし物の割には550円と比較的安価ないちご。余り期待していなかったのだが、甘みと酸味のバランスの良いいちごで私好み!まろやかな甘味という表現は間違っていない!!!食欲のない私でも、これは食べやすく軽々1パック食べてしまった!

と、ランチ終了後は・・・やはり疲れたので少しお昼寝することに。しかし、この数日間は遊び過ぎだったな(汗)。木曽駒ヶ岳1泊2日登山で深夜に帰宅後翌日は仕事、そして今度は2泊3日でキャンプ旅・・・しかも少し風邪気味。でも楽しいことをしているからそんなに気になっていなかったけど、やはり気を抜くと一気に疲れが出てきて・・・眠くなる・・・ZZZ。

1時間ほど昼寝して16時頃起床。少しキャンプ場内を散歩してみる・・・実はまだ迷っていたのだ。本当にあそこでいいのだろうかと(笑)!中央エリアの区画外の場所を見てみるが・・・やはりあまりピンと来ないな。あのワイルド感あふれる場所は、やはり私にピッタリの場所なんだな~、と自分に言い聞かせるのであった。

さてさて、そんな迷いが消え日没を迎える。夕食はもちろん・・・餃子である!そしてまた5個焼き、5回肉汁を飛ばすのであった!しかし正直そんなに食欲がない(汗)!もちろん酒を飲む気分でも無い。ぼ~っと焚き火をしながら、マムシ草と向き合い夜を過ごすのであった・・・。

翌朝は4時半過ぎに起床。昨晩は結局21時過ぎまで焚き火をしながらマムシ草との二人きりの(?)夜を過ごし、ハンモックに入ったのであった。やはり疲れていたのだろう&ハンモックの寝心地の良さもあり、しっかりと眠る事ができたのだ!そして今朝は体調も良くなった感じがする!早速トイレへと向かい、その足でキャンプ場東側から今にも登りそうな太陽を見に行ったのであった。

いや~気分がいい朝!早速朝食を準備する。昨晩は餃子以外何も食べなかったので、食料を処分しないと持ち帰る羽目になるのだ(このキャンプ場はゴミは持ち帰りでもある)。まずはこの2日間で初めて炊飯をする。

そして・・・また餃子!しかしあと2個、こちらは水餃子で食べてみることに。皮が厚くツルンとした餃子なので、水餃子でもとても美味しかった!個人的には水餃子のほうが美味しく感じた(あっさり好みなので)。まあ、この店では勧めていない食べ方であろうが。

そしてもう一品、ずっと持ち歩き続けているベーコンを食べなければ!と、こちらも持ち歩き続けているタケノコの水煮の残りとともに、バター醤油炒めにしてみた。小さめの採れたてタケノコ(近所の方が朝採りしたものを頂いた!)をすぐに水煮したものなので、とても柔らかくかつ味しみが良く、ベーコンから出たダシが良くからみ美味しかった!

さて、時計を見ると7時ちょっと前・・・9:59鴻野山駅発の電車に乗るつもりであったが、今出れば1本前の8:54発の電車に乗れるのでは無いだろうか?と気づく・・・正直疲れていて早く帰りたい(汗)。ハンモックは撤収が早いので、サクッと回収でき7時30分頃、少し余裕を持ってキャンプ場を出発できる状態となった。一夜をともにしたマムシ草(画面中央)・・・さよなら~!

そして人が入らず静かだったろう木々と虫の楽園、お騒がせしました!このキャンプ場はHP上でチェックアウトするシステムなので、ササッとスマホで手続きをして出発するのであった。

帰り道、お世話になった鴻野山周辺で少しだけゴミ拾い。

2つだけだけど、日課のゴミ拾いも達成することができた!ちなみに、キャンプ場から散歩中の方など数名とすれ違ったが、皆さん普通に「おはようございます」と挨拶をしてくれた!なんという素晴らしい街なんだ!

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そして鴻野山駅に到着!帰りの際に鴻野山駅の案内板をみつけた!なぜか民家のブロック塀の上、しかも・・・渋すぎ(汗)!ほぼ読めないだろうこれは!これだけ需要がないということだろうか?

駅とは一言も書かれていないが、駅前の信号に鴻野山の名前が。しかし駅前・・・のどかすぎるな~(笑)!だから楽しいのだけどね!!!

駅からの様子。う~ん、素晴らしい環境だ!電車到着まで15分くらい、鴻野山駅からの眺めを楽しむのであった。

そしてやってきたJR烏山線。2022年度の営業収支は6億3,400万円の赤字、100円の運輸収入を得るのに必要な営業費用を表す「営業係数」は1,173円と苦しい路線。JR東北本線「宝積寺」駅から分岐した後は、終点の烏山駅を除きすべて無人駅・・・関東有数のローカル線でもある・・・。しかしこの鉄道があるおかげで今回は鉄道&徒歩でのキャンプを楽しむことができた。次来るときまで元気に走っていておくれよ!

さて、このへんで今回のリポートは終了。最後にまとめ・・・だけど、蓮田裏庭キャンプ場は過去に何度かご紹介しているので、今回はフォレストパークおいらの森の評価を。

■良いところ

のどかな里山の小高い丘に広がる林間サイト。適度に日差しが差し込むくらいに木々が整理されているので、暗い印象はなく爽やかなキャンプ場だ。区画もギチギチに作られてはいないため隣のサイトとは距離が保たれている。ワイルド感がありつつも爽やかさもあるので、ファミリーや女性でも楽しめそう。実際女性2人のグループがいて、とても楽しそうであった。

またキャンプ場オーナー(おいら)と奥さん(おかみ)はフレンドリーでとても親切な方だ。私のキャンプスタイルをイメージしておすすめ場所を案内してくれるなど、それぞれの個性に合わせての提案までしてくれた。

区画外のノーマルなエリア(中央エリア付近)は、木々が多いというだけでほとんど通常の区画サイトと環境的に差がない。おそらく区画外利用者に何度も利用されているので踏み慣らされているのであろう。しいて言えば落ち葉が部分的にあるくらいだろうか?木々に覆われていてそこまで陽が当たらないので、雑草なども少ない。

それに比べると、私が過ごした未開拓ゾーンの西エリアは、キャンプ場の木々とその先の斜面にある木々の間のような場所で、意外と陽が差し込み雑草がワイルドに生えている(手入れをしていないこともあるだろうけど)。そしてフカフカの落ち葉は虫たちが過ごしやすいベッドとなっているのであろう。またなだらかな斜面であるので、テントだと傾斜がキツすぎるかと思う(実際オーナーはハンモックなら・・・と言ってはいた)。ここを使うかは別問題として、個人的は森の中でのんびり過ごせるいいキャンプ場だったと思う。

■イマイチな点

私は徒歩なので関係無かったが、キャンプ場入口が急な砂利の坂道で車種によっては登れない、または底をぶつける可能性があるかもしれない。ただそのような車の場合は別のルートがあるらしいので、そこまで大きな問題では無いかと思う。

一番の大きなイマイチな点を上げるとすると、やはりトイレであろう。キャンプ場内には3ヶ所トイレがあるが、そのうち2ヶ所は仮設トイレで、もう一つは管理用の小屋にある水洗トイレである。私は小屋のそばであったのでそこのを使ったが、元和式トイレに洋式のアダプターのような便器を取り付けたものであった。また男女兼用なので、女性は嫌な人がいるかもしれない。

またキャンプ場内は基本的に木々に覆われているので、爽やかな芝の広がるようなサイトは一つもなく、全体的にワイルド感あふれるキャンプ場だ。そして木々があるにしても背の高い木々なので、目線上には葉っぱなどは少なく、個々の区画サイトのプライベート感はあまりなく丸見えである。

この雰囲気から私は西エリアの未開拓ゾーンをセレクトしたと言える。結果的にあまり人が多くなかったので中央エリアでも良かったのだが、もう少し目線よけになるものがある方が個人的には良かった。とはいえ山間部ではないキャンプ場でこれだけの森がある所はあまり無いと思うので、貴重なキャンプ場では無いかと思う。

■個人的反省点

今回私は未開拓のエリアでキャンプをしたが、ここをマイナスと取るかプラス取るかは人それぞれ。私は今回疲れがあり整地したりの作業が面倒で今回ばかりはマイナスに傾いたが、結局ここで過ごしたのは他と比べるとそれでも過ごしたいポイントが多かったからだ。

虫が多いというのは確かに気持ちの良いものではないが、このエリアをしばらくチェックして、虫たちは落葉に住み着いている事がすぐにわかった。なのでまず第一に取り組んだことは落ち葉をどかすことであった。深さ10センチくらいに積もった湿った落葉をどかすのは大変な作業ではあったが、思った通り虫たちは私がどかした落葉を追いかけるようにしてすぐ消えていき、地面が露出した後は飛ぶ虫たち以外気になることは無かった(飛ぶタイプの奴らはどこでも飛んでくる)。

そしてもう一つ、先にも上げたがハンモックだった事もここを選んだ理由となった。木があるのはもちろんの事だが、ハンモックであれば斜面が気にならない。どんなに斜めだろうと木と木の間にハンモックを張れれば、寝る環境は坂だろうが平坦だろうが差はない。そして虫が多い場所こそハンモックの利点がある。地面と接しないので歩くタイプの虫が侵入する事が少なくなる。また荷物もハンモックのロープにカラビナで吊ったので、同様に気になることは無かった。唯一気になったのは焚き火台の水平を取るのが大変だったくらいだろうか?つまりはハンモックは木さえあれば自由度が高いという事である。もしテントだったら・・・私もここではさすがに張らなかった。

ハンモックのお陰で、私のキャンプの自由度が更に高くなったのだ。これは素晴らしいことでは無いか!キャンプとは自由度が高いから楽しいものであろう。キャンプ場によってできるできないはあるが、そこをうまくやりくりして自分の世界を作ることが楽しい、今回私はまさにそれができた。

人は「前人未到」というキーワードに弱い。多くのチャレンジャーがこの言葉に誘われ、達成し・・・または命を落としてきたことであろう。私はチャレンジャーという程ではないが、自由ではありたい。ルールでだめなものは諦めるにしても、自分の固定概念に縛られてしまうのは嫌である!それは自分に自由を奪われてしまっていると感じるからだ。

人はタブーをすぐ作り上げてしまう。「こういう主義だから」というようなものをいかにも自分らしさと思い、その枠の中に閉じこもってしまい、新たなチャレンジの機会を自ら潰してしまう。・・・私もその一人だ。だからこそ、そこから一歩出て新たなチャレンジをすべきである。そして新しい一歩が生み出す未知なる体験が自分の可能性を広げてくれる。

私はハンモックを最近までタブー化していた。しかしそのタブーを解禁したことで、ハンモックの楽しさと自由を知ることができた。だから今回今までならチャレンジしなかったであろう場所でキャンプする事ができた。キャンプの世界が一つ広がったのだ。

その結果「前人未到」である西エリアの区画外でキャンプする事ができた(たいした前人未到ではないけど)!あなたも少し、自分の殻を破って新しい自分の可能性を探してみてはいかが?自分がタブーに思っていることは、以外に楽しいことかもしれませんぞ!!!

さてさて、いつも長文だけど二泊三日という事もあり、さらに長文で読むのも大変だった事でしょう(汗)、今回の報告はこのへんでおしまい!次回は登山の回となりそう!お楽しみに~!

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