(後半)完ソロ狙いで突然訪問!木のむらキャンプ場

1,埼玉県(キャンプ)

さてさて、木のむらキャンプ場の後半です。

夜もふけ一人寂しく宴の開始!!!本日のメニューはやっぱり寒いので鍋!というここ数回全く変わりばえしないセレクト。

今回はきのこと春菊をメインとした鶏つみれと鶏もも肉のW鶏鍋に!味はコチラもいつも同じような感じだけど醤油ベースに。

シメに極太麺のうどんを投入!歯ごたえの良い太麺は鍋のシメにぴったりですな~!隣の区画サイトのソロキャンパー×2はとても静かで、ちょろっと盗み見したら、薪ストーブをインストールしてテント内で静かに過ごしている感じであった。もちろん私にはそんな装備は無い!!

ちなみに、コールマンスポーツスターⅡのヒーターアタッチメントの効果は・・・最初のうちはそこそこ効果を感じたけど、氷点下になってくると正直パワー不足で、あまり暖かさを感じなかった(汗)。しかもガソリンが3時間弱くらいでからになるので、入れ替えるのも面倒でそのまま終了させてしまった(汗)。やはり焚き火が一番暖かい!!!

しかし、誰もいない上に林間ではない川沿いのサイト、それなりに風が抜け寒い!!!北軽井沢スウィートグラスより絶対気温は高いはずなのに、それ以上に寒く感じる(汗)。雪と木があるだけで全然体感温度が違うんだな~と思う。

空を見上げるとギリギリ月が。南側には森があるので、この感じだとあまり良くは見えなさそうだな~。と思い、ひとりきりであることも忘れ過ごしていると、気づけば夜更け。トイレに立った際に、周りに誰もいない&暗いことに気づく。隣の区画サイトに人がいるとはいえ、灯りも漏れてこないので体感としては一人きり。

川の音しか聞こえない夜。そろそろ寝るかとテントに入るが、聞こえて来るのは川の音のみ。本当に一人なんだな、と。前回の北軽井沢スウィートグラスではイビキに悩まされたけど、ここではその心配なし!と寒さの中で安眠を開始するのであった・・・zzz・・・が!!!深夜2時ころに目が覚める。それは、いきなりの強風!寝る前にも風はあったが、それ以上の結構な風!急にテントがざわざわする音に目が覚めてしまったようだ。

外に出て様子を見るが問題は無さそう。ふとダムの方から何かを感じ目を向けると、『あぶない!』の文字が浮かび上がっている(恐)!そさくさチェックしテントに戻る(汗)!

しかし鉄製ペグのおかげて倒壊するような感じまでは無いので、再び寝ようと試みる・・・が、今度は風がテントを揺する音が、砂利の上を誰かが歩いているような音に聞こえてしまう(汗)。お隣さんが襲撃してくるようなことは無いだろうけど・・・そういえば、来る直前に完ソロか念のため予約サイトを確認したけど、他に予約している人はいなかったよな???と考えて襲撃に怯えつつ、気づけば眠ってしまっていたのであった!!!

翌朝、目が覚める。お隣さんの襲撃は無かったようだ(当たり前だ!)。気温はマイナス6℃!とは言え北軽井沢スウィートグラスよりも5度も高い。しかし、すごく寒い気がする(汗)。特に足が凍るように冷たい(涙)!コレは以前山梨の富士ヶ嶺でマイナス7℃の中でキャンプしたときと同じような寒さを感じる!そこも雪はなく辺りに木はあるが開けたろことで、地面は砂利っぽい感じであった。地面からの冷気が半端なく伝わってくるのであろう!

朝のマイテント。反対側からでもぽつんと感が冴えわたる!!!

朝も火打金&火打ち石で飛ばした火花で火が着いたチャークロスを使い、近くで拾ったすすきの穂に火を移して炎を育て上げる!楽しい!・・・でも寒いから早くついてくれ~!!!

風になびく炎。この風がより寒さを際立ててくれやがります!!!この風ではライターの着火のほうが難しいだろうな〜。

朝食の準備開始!年末に自分でついたお餅を焼いています。そう、今年一発目のキャンプだから餅を食ってやろうと持参したもの。直火で焼いた餅はうめぇ~!!!

コチラは昨日あまった鶏肉をいれて味噌ベースの汁を作っているところ。そう、あまり私のエリアでは馴染みのない味噌ベースのお雑煮の準備なのです!!!

出来上がりがコチラ!柚子とネギ(三つ葉がなかった)を散らして完成!!!鶏のだしと白味噌の甘みがこんがりと焼いた餅に絡まり、なんとも言えない美味(自画自賛)!

水はきれい・・・本当なら足をつけたいくらいであるが、この凍った足でこの水に入るのは自殺行為である(汗)。

食後は寒さに耐えきれず颯爽と撤収。何もなくなったフリーサイト。当然何もなくなる、一人だったから。

帰る前に奥のダムをのそいてみる。ここから見るとあぶない感じには見えないのがあぶないのだろうな~。子どもが川とダムの間の隙間に挟まってしまったら・・・向こう側に落下してしまったら・・・怖くて近づけないな(汗)。夜私を怖がらせた看板、よく見ると顔がある(汗)、目線を送っていたのはこいつだったのか(?)。

帰り際に同じく夜私を怖がらせた区画サイトのソロキャンパーの様子を見てみる。近くにはキャンプ場の管理者が朝のチェックに来ているようで、特に何も言っていなかったから、きちんと予約をして利用していたのであろう、と安心する。ちなみに冬季は管理人は常駐していないようで、私は一度も合うことはなかった。

帰宅前に立ち寄ったのは木のくにキャンプ場から山をのぼり、白石峠の近くにある堂平山のビューポイント。よく見えないかもしれないけど、東京のビル群やスカイツリーなど見える。

その後、11時頃に本当は昨日寄りたかったが正月休みで空いていなかった「スーパーあさひや」に立ち寄る。ここはものにより激安!ネギが4本で100円、キャベツ1個100円、いなり寿司(5個入りで200円)などお値打ちものを物色し、お土産としてみた。ちなみにここにも置いてある、近くの恩田豆腐店の鬼とうふ(350円)はかなりクオリティ高い!レジを済ますと、「お年賀です」とお皿までくれた!!!なんといいスーパー!近所にほしい!!!

埼玉でがんばる「地元のお店」リスト集−有限会社 スーパーあさひ屋(嵐山町)www.saitama-j.or.jp

恩田豆腐店 ときがわ町 | 武蔵野うどん&田舎うどんときがわ町や毛呂山にうどん旅する時 いつも前を通っては気になってたでんがな さしみゆばとか鬼豆腐なんて大きく書いてあるからね じてんしゃでグルメ! …inakaudon.exblog.jp

というわけで、2023年キャンプ初めを無事終了するのであった。恐怖と寒さとの戦いであったな(汗)。

それでは個人的評価をして終わりに。

■メリット

ファミリーキャンプ場らしいサイトはどこも平らで使いやすい。区画サイトは整然と区画割がされている。対岸のバンガローの方には行かなかったが、浅く穏やかなせせらぎを挟んで、賑やかに子ども達が川遊びを楽しんでいることであろう。

しかし、冬季は子どもの姿はどこにもなくとても静かである。先述の通り簡易トイレ、水道なし、ゴミ捨て不可、管理人不在というハードルが女性や子どもを遠ざけている環境を作り上げ、ソロキャンパーにはありがたい状況を作り出している。今回フリーサイトには私以外人がいないためかなりいい環境であった。

そしてここは家から近い。ゆずの里オートキャンプ場のほうが若干近い印象があるが、ここも負けないくらいに近い。夏季は来ることは無いだろうけど、冬季は利用する機会が多くなりそうだ!この人気の無さをキープしてくれるのであれば(それは無理か)。

■デメリット

地面が硬い(笑)。ペグは鉄製必須。しかも木がないので風の影響を直接受けるので、ペグは必須となる!また人が少ないのはいいけど、やはり木もない中でぽつんと一人でいるのは、寂しい感じと寒々しさを強調させている。

ダム側は人工物がありできればあまり近づきたくない印象。区画サイトで完ソロできれば、そのほうが環境は良いのかもしれない。眼の前の川とバンガローでほのぼのした雰囲気となる。しかしワイルド感を求める私のような人は、フリーサイトで良かったかな。

ただダムの「あぶない!」の看板は夜光って浮かび上がるのは微妙かな。怖い云々よりも、せっかくの暗い感じを楽しんでいるのに、やたら目立って目が行ってしまう。

■個人的反省点

今回の反省点は、コールマンスポーツスターⅡかな?ソロキャンプでの使用としては大きいためあまり使っていなかったが、今回暖房器具としての価値を求め持参。しかし、あまり温かい印象がなかった。今後ソロキャンでの出番は無いかな(汗)。

また、何も考えずペグを持ち歩くのは危険!事前にサイトの地面を確認してペグをチョイスしてくるべきだった。今回たまたま鉄製ペグが落ちていて救われたけど、神様はいつも微笑んでくれるとは限らない!!!

もうひとつ、さすがに鍋には飽きてきたな~。味のレパートリーは多いけど、鍋という行為に飽きてきた(汗)。というのも、やはり焚き火で直に焼いたものは格別にウマい!今回餅を焼いて思ったけど、やっぱり遠赤外線で焼いたものはうまいな~~~。

最後に、やはり雪がなくても冬はスノーブーツなどの温かい靴を持ってきたほうがいい。普通のスニーカーだと寒い!ノースフェイスのヌプシを持っているので、寒い時期は持ってきたほうが良いな。

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今回は運良くほぼ完ソロという状況を楽しむことができた。人のいない世界で、やりたいことを思った通りに、人目を気にすることなくできる世界。コレこそソロキャンプの醍醐味では無いのか。普段の生活の中では・・・同居人、隣に住んでいる人、歩行者や他のドライバー、電車の同乗者、すれ違う通行人、勤務先の人、スーパーやレストランのお客さんや従業員・・・と、常に人を気にして生きていることが多い。そしてその中でルールを守り、迷惑をかけないように日々生活をしている・・・。それが、完ソロ(または近い状況)では、人の目を気にすることは無い!なんと解き放たれた感じ!そう、心が、精神が自由になるひとときを得ることができるのである(もちろんキャンプ場のルールは守った上で)!

この自由は都会近くに住んでいると中々味わえない。せいぜい自分の部屋くらいか。周りに人がいるキャンプ場でも、設置次第では人を気にせず楽しむことができるが限度がある。完ソロ(準完ソロ)とは、まさに心の自由を楽しむというキャンプなんだということを実感することができた。これは・・・ヤミツキになるな!残念ながら土日祝メインでキャンプを楽しむ人(私)には中々味わえない世界。コレを味わえたことが今回の何よりもの収穫であり、そしてこの場でもっと何かでみたのではないかと少し反省・・・。

と、今回の木のくにキャンプ場のリポートはおしまい!次回は2日後(汗)。群馬県の豪雪地帯、みなかみにあるキャンプ場で今年初の雪中キャンプを敢行(つい最近やったばかりだけど)!きっと雪深いぞ~~~!!!

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