(後半)自転車で訪問!サンアメニティ北本キャンプフィールド

キャンプ

さて、サンアメニティ北本キャンプフィールドの後半、夕飯をスタート。

今回の軽量化のために用意したクーラーバッグ(崎陽軒のシウマイが入っていた保冷袋!)。これのみで頑張るぞ!しかし夜の気温は5℃以下なので何もいらなかったのかもしれない。軽量化キャンプは冬に限る!!!あ、でも夏なら寝袋や防寒着がいらないか!

今宵のメインディッシュは牡蠣である!キムチ牡蠣鍋にしようかと。

白菜は自宅でカットし持参したもの。ヤオコーで買った牡蠣、キムチ、ネギを投入し、少し醤油などで味を調整したもの。

そしてこちらもヤオコーで買った焼き鳥(お惣菜ではなく生の串に刺した状態のもの)。こちらは塩で頂きます。

こちらも焼き鳥・・・では無くみたらし団子!なんとなくノリで半分だけ炙ってみたけど、普通に食べたほうが美味しかったかも!加熱され変にねっちりした食感があまりいい感じではなかった(汗)。

ちなみにキャンプ場の中央はこんな状態!煌々と明るいキャンプ場!これでは確かにみんな反対側向くよな(汗)。ちなみにファミリーキャンパーはあまり気にせず中央向きであったり、テーブルで食事している人(バンガローの人かな?)もいた。

狭いツエルトでの一泊。前回使ったときの反省を活かし、ポールの位置をツエルトからできる限り離して設置したので、今回は足でポールを蹴ってツエルトが崩壊する事無く朝を迎えられた。しかし・・・めちゃ寒い夜であった(涙)!というのは地面からの底冷えが半端なかったのである。私が用意したマットはコールマンのコンパクトインフレーターマット。R値はわからないがおそらく2以下なのであろう。しかし、年始に氷点下の那須ではこれほど寒く感じなかったけどな・・・。寒すぎて夜中に上着をマットの下に入れたり、カイロを使ったりしてなんとかしのいだ。

コールマン(Coleman) コンパクトインフレーターマット/S 2000039095Amazon(アマゾン)

無事死ぬこと無く迎えた朝は、キャンプ場の隣りにある「トラスト保全地」に行ってみることに。

県内13ヶ所に指定されているトラスト保全地の一つで、台地の谷間にある湿地帯には2ヶ所湧き水が出ているらしい。

8号地|公益財団法人さいたま緑のトラスト協会saitama-greenerytrust.com

一部木道があり、湿地帯のような雰囲気を醸し出している。

この奥が水源地らしいが、奥まで行けないのでよく分からなかった。この水はキャンプ場横を流れ(昨日私が薪を拾った小川)、荒川に注いでいる。

荒川も見ようと、キャンプ場北側にある高尾さくら公園を抜けてやってきた。しかし、下流の荒川には珍しい浅瀬の激流である!荒川は秩父の山を抜けるとゆったりと流れている場所が多いので、この辺にこんな場所があるとは知らなかった。

すぐ北にある高尾橋。荒川には堤防と堤防を繋いだ長い橋ばかりなのだが、このあたりにはこのような小さな橋がいくつかある。私は何度かここより下流のホンダエアポート近くにある短い樋詰橋を渡った事がある。ちなみに高尾橋の上流にももう一つこのような橋があるようだ。実は荒川の堤防間の距離はこの少し上流の鴻巣市・吉見町間で日本一の幅(2,537m)があり、河川の幅を堤防間の距離としている日本(国土交通省)では、荒川は日本一幅のある川となってしまう(汗)!実際は15~20mくらいでは無いのかな(台風の後などはこの堤防間が水浸しになったりはする)?

【日本一】鴻巣‐吉見間を流れる荒川の川幅(2,537m) – 鴻巣市公式ホームページ(秘書課)www.city.kounosu.saitama.jp

キャンプ場に戻る途中に荒川周辺でアシの穂がたくさんあったので、火起こし用にと採取!またこのキャンプ場に似合わないことをしてしまったりした(汗)

いやーよく燃える(笑)!この火もこのキャンプ場らしくないな!

その火で昨日の鍋の残りをベースに根菜類を追加したスープとウインナー、そしてごはんで朝食とした。そう言えば戦闘飯盒も似合わないな!

ちなみに今回の軽量化で11kgにまとめたギアはこちら。

①ピコグリルと防火シート②防寒用ノースフェイスのダウンジャケット(を無理やり詰め込んだもの)③グランドシート④キッチンペーパー⑤下着類⑥ツエルトロング2⑦コールマンコンパクトインフレーターマット⑧SOTOのテーブル(フィールドホッパー)⑨折りたたみのトングとみきかじや村のバドニングナイフ150(Raccoon TS282)⑩スノーピークのチタンマグ⑪調味料類とカトラリー⑫モバイルバッテリー⑬火起こし道具⑭フィールドアのカーボンポール×2⑮寝袋(ナンガ オーロラライト350)⑯エバニューのヒップマット⑰ロスコ戦闘飯盒⑱その他色々入れ⑲保冷袋⑳カリマー プレデター30

行きにはあったけど無くなっているのは、カット野菜くらいかな?ちなみにゴミはこのキャンプ場では有料回収のため、私は持ち帰った。

さて、さっさと帰ろう!というのも、天気予報では10時すぎくらいから雨予報。実は7時ころから朝食を作りながらツエルトを撤収したりして片付け始めていたのだ。なので8時半にはキャンプ場を後にすることができた。往路は買い物含め3時間半、買い物時間を引いても3時間、今からでも11時半にはなってしまう!ずぶ濡れで帰るのはきついので急いで帰ることとなった。

・・・と見沼自然公園に到着!時間は11時前くらい。なんと2時間15分くらいで戻ってこれた!集中して自転車を漕いでいたので途中の撮影は全くなし!帰り道もおしり激痛問題が再発したが、エバニューのヒップマットをサドルとおしりの間にかまし、なんとかしのいだのであった。10時過ぎくらいに伊奈町のニューシャトル沼南駅辺りを通過したところで雨がポツリと。しかし、濡れるほどの雨ではなかったのでそのまま漕ぎまくる!

雨が本降りになってきたのは見沼自然公園手前1kmくらいの地点であった!なんとかほぼ濡れずに帰宅することができたのであった。そのゴールでの撮影が上の画像。いや~、慣れない自転車で疲れた!・・・しかし、やはり自転車はラクである。歩きとは疲労感が全然違うな、と思いこの後自宅に向かうのであった。

それではいつもの個人的評価を。

■いいところ

私の個人的な好みを抜きで話すと、素晴らしいキャンプ場である!管理の行き届いた清潔で過ごしやすい高規格キャンプ場と言ってよいだろう。スタッフのサービス度も満点!キャンプ初心者やファミリーには文句のつけようがないキャンプ場である!しかも激安!

・・・だから全然予約が取れないわけだ。その後何度か週末で行けるか予約サイトを見てみたけど、全く空きがなかった。おそらく予約開始とともに埋まっているのであろう。このキャンプ場を予約するには予約開始日の予約必須である。

決して広いキャンプ場ではないが(どちらかと言うと狭い)、程よくサイト間に木や植物があり、ある程度のプライベート感が保たれいるのも好印象。キャンプサイトはファミリーで2サイト借りて使っている人もいた。

そして都心からも近く、高速利用も圏央道の桶川北本ICからすぐとアクセスも良好である。私のような自転車でキャンプする人も、荒川沿いのコースを取れるのであれば、サイクリングもキャンプも充実したものとなるのでは無いだろうか?

私の個人的な好みとしては、自転車で訪問するには丁度よい距離感であった。また周辺には公園やトラスト保全地、荒川などの自然があり、朝の散歩も楽しめる。

■イマイチなところ

まずは個人的な好みを抜きで。上記のようにすこし狭い。広く使いたい方は荒川の方にあるオートサイトを使うと広々と利用することができる。ただそちらはトイレや炊事場、お風呂からは少し距離がある。またただの広い駐車場のような空間で、あまり雰囲気が良いという感じではない。

またオートサイト以外はクルマが入れないので、駐車場から運ぶ必要がある。しかし駐車場は隣接しているので、さほど苦にはならないかと思う。

次に私の個人的な好みとして。やはりキレイに管理されすぎてワイルドに楽しむ雰囲気ではない。薪拾いすら悪いことをしているような気がしてきてしまう。そして夜が明るすぎる。もはやキャンプ場というよりも公園という雰囲気である。公園の隅っこで焚き火して野宿しているような雰囲気である(怒られるヤツ)!

もう一つは、やはり周囲のサイトとの距離が近いかな。ファミリーが直ぐ側にいると、ソロキャンパーは静かなのでファミリーの声が響き渡ってしまう。私は隣の2サイト借りていたファミリーの会話を聞きながら過ごしたような感じであった。途中で耐えられなくなり、イヤホンをして動画をみたりしてしまった。

■個人的反省点

今回は年末に徒歩で訪問した蓮田裏庭キャンプ場の反省として、さらなる軽量化を目指した。その結果、16kgから11kgと5kgも減らすことができた。これは大きな成果だと思う。前回と今回の大きな変更点としては以下のような感じ。

・テント

 プロモンテ VB-200(960g)→ファイントラック ツエルト2ロング(340g)=620gの減量

・モバイルバッテリー

 Anker PowerCore Essential 20000(343g)→Anker PowerCore 10000(180g)=163gの減量

・イス

 ロゴス キュービックチェア(300g)→エバニュー ヒップマット(30g)=270gの減量

・ブランケット

手作りブランケット(600gくらい?)→無し(0g)=600gの減量

・ランタン

プリムス マイクロランタン P-541(100g)&プリムス IP110×2(220g)→ゴールゼロ MICRO CHARGE(90g)=230gの減量

・ナイフ

トヨクニ剣鉈150(400g)→みきかじや村バドニングナイフ150 Raccoon(280g)=120gの減量

・ペグハンマー

 ムラコ カラジャズペグハンマー(250g)→持っていかない(0g)=250gの減量

・ランタンポール

Ribitek ランタンスタンド(約1kg)→持っていかない(0g)=1kgの減量

※上記で合計3,253gの減量!

・・・と、細かいものを上げたらキリが無いくらいだが、主だったものとして。この他にも調味料を必要最低限にして容器を小さな軽いものに移し替えたり、コットン製の袋をメッシュの物に変えたりと、できることを細かく軽量化して合計5kgの減量となった。だが、まだ軽量化の余地はあると思っている。目標は10kg以下にしたいと思っている。

今回の装備は登山のギアが多く含まれている。つまりはテント泊の登山なら同等の装備になるので、この装備に登山で必要な装備を絡めていくと10kgくらいには抑えたいと思うからである。登山には焚き火台や火起こし道具とかはいらないけど、ガスバーナーや携行食、水、雨具など必要となる。

やはり行き着くところは登山のテント泊なのであろう。しかし思うほど登山のテント泊はワイルドではないことである。美しい山々に囲まれた場所でテント泊するのは素晴らしいだろうが、山のテント場は整備された場所が多く、かつ山小屋のそばにあるものが多いのでサバイバル感は薄い気がする。

ならばプライベートキャンプ場や林間キャンプ場、野営場の方がワイルド感はあるだろう。やはり登山キャンプよりも私は徒歩キャンパー向きなのかな?登山でテント泊するのは言ってみれば普通のことで、あまりみんながやらない『希少性』が薄いし。アホみたいなチャレンジのほうが好みな私は、徒歩キャンプ向きなのかもしれない!またはこの折りたたみ自転車でさらなるチャレンジかな?

これで徒歩、自転車と前からチャレンジしてみたかったキャンプを実行に移す事ができた。構想を練ることから、実行に移れる確率は10%くらいでは無いだろうか?頭で考えてやった気になって(もしくは諦めて)チャレンジしないもののほうが圧倒的に多いような気がする。だから、私はチャレンジする方を選びたいのだ。特にあまり誰もやらない(やりたがらない)チャレンジを。人と同じことをすることに子どもの頃から価値を見いだせないのだ。やるなら人と違うこと。その野心が、こんなくだらない徒歩や自転車でのキャンプというものを導き出してしまったのだ!まったく・・・楽しすぎる(笑)!

次もくだらなくて誰もやらないようなアホなチャレンジを目指して頑張りまーす(笑)!

と、今回は軽量化の話でだいぶ長くなってしまったのでこのくらいに。次回もチャレンジするぞ!なんと初のグルキャンにチャレンジ!孤独ソロキャンパー言っているのに!?ではまた〜!

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