(後半)身近なキャンプ場!ゆずの里オートキャンプ場

1,埼玉県(キャンプ)

ゆずの里オートキャンプ場後半です。

早速買ってきたしいたけを焼き始める事に。ついでに稲垣精肉店で購入したウインナーも焼いてみよう!ちなみにもう宴、始まってます(汗)。

しいたけは肉厚で美味しいだけでなく、香りも素晴らしい物があった!塩も何も無しで食べてしまった。

そしてこちらは、セブンイレブンで売っていたいかめしのおにぎり。期間限定販売なのかな?普段コンビニを利用しない私が珍しく購入したもの。たまたまトイレに寄った際に目に止まったもの、そう、私は無類のいかめし好きなのである!しかも阿部商店のが!

いかめし阿部商店北海道森町のいかめしホームページ。いかめし催事スケジュールをチェックしてぜひ出来立てのいかめしをお召し上がりください。ikameshi.co.jp

本日のメインディッシュは安いでかいうまいの三拍子揃ったアイテム、マグロのカマである(角上魚類で購入)!

カマといかめしを焼いているところ。いかめしは焼きおにぎり作戦なのである!

こちらがこんがりと焼き上がったところ。これがまずいわけが無いでしょう!!!カリカリ香ばしいいかめし焼きおにぎりは、超おすすめです!・・・今は売って無いかもだけど(汗)。肉が出てこない???稲垣精肉店で精肉は・・・購入していないのだった(汗)。何度か訪問しているけど、焼き豚やからあげに目が行ってしまい、精肉を買ったことがないのである。と、イカ飯を食いながら夜は更けていくのであった・・・ZZZ。

そんな夜を楽しみ、翌朝はキャンプ場周辺を散歩することに。近所の奥さんが挨拶をしてくれたり、里山の花々を見たりと、楽しい散歩になった。気づけば毛呂駅近くまで歩いて1時間以上キャンプ場を脱出していたのであった。

戻ってきて朝食の準備開始。昨日少しつまみ食いしたウインナーが主役の予定。

もう一つは厚揚げを焼いたものを入れたスープ。色々と野菜を投入している。ズッキーニ、小松菜、しめじなど。

そしてもちろんご飯。今日は軽量化を優先しおぎのやの釜は自宅待機。

こちらはお茶です。お~いお茶の粉末タイプを持参していたのだ。

ご飯が炊きあがった!朝食を始めま~す。

こちらが朝食セット。なんとなく余っていたキャベセンとトマトとゆで卵を添えて。

このコンガリ感のあるウィンナーがたまらんのですわ!!!とか言いながら朝食を終了し、片付けを開始。荷物少なめといえど1時間はかかってしまった。散歩で時間がなくなってしまったせいか、気づけば10時過ぎになっていて、ファミリーサイトもほとんど撤収済みであった・・・。

という感じでゆずの里オートキャンプ場をあとにすることにし帰路に。帰り道に来る時に気になった「柳屋」という超昭和感のあるパン屋さんに寄ってみる事に。結論から言うとここのぶどうパンが超美味かった!柔らかくもねっちりとした食感で、私好みであった。ちなみにこのパン屋さんの売りは「たまねぎパン」らしいが、私は買わなかったので次回チャレンジしたい!!!

柳屋 · 〒350-0463 埼玉県入間郡毛呂山町前久保南4丁目1−1★★★★☆ · ベーカリーgoo.gl

それでは最後にいつもの個人的評価を。

■いいところ

ここは基本的にはファミリー向けのキャンプ場で、本来私のような人が来るような雰囲気ではない。しかし、オートキャンプ場向かいの小さな山の中にソロサイトが3ヶ所ある(その他にもちょっと広めのソロサイトやデュオ専用サイトなどもある)。ソロサイトのS1〜S3だけが山の上の方にあり、木々に覆われたサイトとなっている。

その中でもS3だけが独立しており、私にとっては居心地が良いサイトとなっている。S1とS2はさみしがりの人か周りを気にしない人には良いかもしれない。つまりは私のような孤独ソロキャンパーはS3サイト単独指名となる!

そして何と言っても近場で気軽に訪れることができるのがうれしい。おそらくここに来る人の多くがその手軽さを気に入っているのではないだろうか。だからできるだけ初心者や自然すぎる環境に慣れない人でも、気軽にキャンプを楽しめる人工的サイトなのかもしれない。

■イマイチなところ

そこそこサイト数があるのだが、トイレが一ヶ所しか無いのは不便である。せめて管理棟側にもトイレを設けてほしい。しかしトイレはキレイでとても使いやすい。

あとソロキャンパー限定というか、私みたいな変人的ソロキャンパーは本来場違いな環境であることは認めざるをえない。やはり子どもや女性が居心地良く楽しめるキャンプ場であり、無理くり山の中にソロサイトを設けたから、楽しみ方が違う人が山と平野で対峙してしまっている。どうしても平野の人がときより散歩に来てジロジロ変わったものを見るように見ていくその感じが好きになれない。

ちなみに今回は小川の方に視線が行くようにテントを張ったが、少し見上げるとS1,S2サイトが見えて、たまに目があってしまった。どっちに向けばいいのだ(汗)!次は奥方に向けてセッティングしてみようかな?

■個人的反省点

今回は食べ物をあまり凝らずに家にあったものと稲垣精肉店で購入したものをメインとしたので、手間がかからなかったのも気軽に楽しめて良かった。そして朝の散歩で外を歩いたのは気持ちが良かった。この辺を歩くのは、家から秩父まで歩いたとき以来である。そう、このキャンプ場はそもそもその歩きの途中で見つけたのだ。

また今回は『軽量化』を最優先に準備を行った。その中で持ってこない判断をしたイス無しで楽しめたのは良かった。たしかにイスがあったほうがリラックスできるが、逆に地べたに座って寝転んでという世界は、大人になると中々無いので貴重な体験である。

今回は軽量化は将来的に「歩いてキャンプ場に行く」という私の野望に繋がっているのだ。秩父まで歩いたときはこのキャンプ場の近くのビジネスホテルに泊まったが、その宿泊地をこのキャンプ場にするような旅をしてみたいのだ。

私のソロキャンプのイメージは旅の途中の仮の宿なのである。その野望のネックになるのがキャンプ道具の重量なのだ。ザックに10kg以上の荷物を担いで1日40キロ、次の日も40キロと歩くのはちょっとしんどすぎる。

正直キャンプ道具の軽量化はだいぶ進んで来ているので、これ以上どうするか。次なる段階は『何を諦めるか』なのだ。便利だけどかさばるものや他のもので代用が効くものなど、持っていくギア自体を減らしていかなければならない。今回はイスを諦めてみたが、結果そりゃあったほうがリラックスできるが、絶対なくてはならないわけでは無かった。このようなものを少しづつ減らしてさらに軽量化に磨きをかければ、近い将来歩いてキャンプに行ける日が来るのでは無いだろうか?

キャンプが家と決定的に違うのは家ではないということ。何当たり前のことを言っているんだ?と思うかもしれないが、家では当たり前が外(キャンプ)では当たり前では無いのである。だから無くても仕方ないと思えるかどうかということだ。

例えば家でないのだから・・・ガス台やお風呂、ソファ等快適なものがなくて当然なのである。だから今回はリラックスできるイスがなくてもいいのでは、とイスを諦めてみた。不便の中でいかに工夫して過ごせるか、それがキャンプ道具の軽量化に重要なのである。

現代人は便利さの代償としてたくさんの技術や考え方を失ってしまっている。ライターで簡単に火がつくかわりに、火打ち石で努力して火を起こす能力を失ってしまった。炊飯器を手に入れたが、鍋と火でご飯の炊き方を知らない・・・などなど。古来人間が知恵や工夫を凝らして開発してきた技術を、試行錯誤しながらそのやり方を覚え、火を作り出す・火でご飯を炊くことでそのメカニズムを理解できるのである。

しかし、ボタンひとつで火が付きご飯が炊けてしまうと、なぜ火がつくのか?なぜご飯が炊けるのか?というメカニズムを知らずして、火やご飯を手に入れてしまっているのである。軽量化を図りながら、便利さに甘え失ってしまった自分の能力や感覚を取り戻す、もしくは初めて感じることができるのではないだろうか。今回イスを諦めて地面に寝転がる心地よさや、見上げる木々の美しさを感じることができたのだ。

そんな調子でどこまで便利快適道具を諦めて軽量化できるか?それは新しい自分の感覚、そして工夫できる能力の発見への道でもあるのだ!!!

さてさて、また話がコアな世界に入って来てしまったので今回はこの辺で!

次回は7月、私のルールで夏季は標高1,000m以上と決めているので、群馬県の標高の高いキャンプ場を訪問する予定!それではまた!

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