みなさんこんにちは、孤独野営人です。
2025年一発目のソロキャンプは、全く気合を入れずに近場の「サンアメニティ北本キャンプフィールド」へ!我が家から近いこのキャンプ場は、年に数回は訪れているホームキャンプ場の一つ。全く孤独になれないキャンプ場であるが、手軽さと安さのメリットがある場所だ。

1月11日(土)15時半頃にチェックインし、今回滞在するサイトへ。このサイトは以前ハンモックで利用したことがあり、今回もハンモックでの利用目的で予約した場所であった。しかし、今回はハンモックを張る前に試し張りしたテントがあるので、まずはそのテントを張って様子を確かめてら撤去のうえ、ハンモックを張る計画だ。

そのテントとはこちら、ノースフェイスの「LANDER4」である。これは前からツレとのキャンプ用にほしいな~・・・と思っていたのだが、高くて手が出なかったもの。しかし年始にとある中古店をのぞいていたら、定価の半額くらいであるではないか!しかし、どうせ汚いものだろうと状態をチェックすると・・・なんと超美品!これは1回、もしくは使ったことがないものでは?というものだったのだ。
しかししかし、古いものなのでは?と型番をチェックすると・・・なんと最新のバングラディッシュ製(最新モデルから中国からバングラディッシュ製に変更)!これは買いでしょ、と思わず買ってしまったのだった!そうなるともちろん・・・すぐに張ってみたくなり持ってきたのであった。
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こちらは4本のポールを使う半自立(前室部分は自立しない)のドーム型テントだ。ランダーシリーズと良く似ているエバカーゴの2をソロキャンプ用に所有しているが、エバカーゴは自立しないモデルである。
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張るとこんな感じ。う~ん、メチャでかい!これを2人で使うのは快適だろうな~!

正面を持ち上げてポールで固定すればタープのような感じにもなる。この状態で前室部分をリビングとすれば、多少の雨でも快適に過ごせそうだ。

前室はこんな感じ・・・2M×2Mくらいの広さはある。テーブルとチェア2脚いれてちょうどいいくらいの広さではないだろうか?

ランダー4は組んだフライシートに吊り下げ式のインナーを取り付けるので、雨に濡れずインナーを取り付けられるのもポイント。先にポール付きのインナーを組み立てている間に濡れてしまったら元も子もない!奥の小さなオレンジの丸部分も開き、そこからも外に出ることができる。

こちらが反対側。センターの合わせ目が開き先程の奥のオレンジ丸から出てくることもできるのだ。ちなみに・・・左のテントは隣サイトのファミリーが張ったテントで、なんとメーカーは違えどほぼ同じようなテントであった!ちょうど私と同じタイミングでチェックインして組み立てていたのであった。
しかしお隣さんとの大きな違いが1か所、ランダー4はフライシートにポールを取り付けるのに対し、お隣さんのはインナーにポールを取り付けフライを被せるタイプであるということだ。しかし、奇跡的に同じようなテントが並んだので・・・ちょっと恥ずかしかった(汗)!・・・ちなみにサンアメニティ北本キャンプフィールドのサイトは5M×4M位しかないので、ランダー4はデカすぎであった。

さてさて、ではテントを撤去しよう・・・と思ったのだが面倒臭くなり、結局この新テントでそのまま過ごすこととした。2025年最初のキャンプは初めてのテントで過ごすこととなった。!まずは薪の準備、こちらの薪は以前自宅ベランダに設置していた自作の棚を解体したもの。この廃材を利用して何かを作ろうかな?とも思ったのだが1年経っても使うことがなかったので、薪として活用することとしたのであった。氷点下になるであろう今夜の暖はコイツらに託すこととなった。

さて、キャンプはじめということでソロ新年会!今夜は珍しく日本酒を飲んでみることに。こちらは近くのスーパーでなんとなく手に取ったワンカップなのだが、よく見ると旭山動物園のワンカップではないか!楽しそうな日本酒だ!これでソロ乾杯!
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商品名は・・・「ずZOOっと旭山」(汗)!最初の『ず』はいらないのではないかな?

こんなカワイイカップの日本酒は熱燗にすることに。チタンマグに水を入れて沸かし、その中にワンカップを投入・・・熱燗の出来上がり~!意外とキレのある日本酒だったので熱燗よりもそのままのほうが美味しかったかもしれないけど、気分的には熱燗で美味しくいただくことができた!

続いては・・・前回に続いて曲げわっぱのせいろが登場!今回はかぼちゃと芽キャベツを蒸していただくことに。熱々で美味しかったが、熱燗とはあまり合わないな(汗)。

続いては私の手料理、『牛すじ肉の赤ワイン煮』だ。こちらは家族に好評で毎年おせちの一品として作っているものなのだが、そのあまりをキャンプはじめにと持ってきたのであった。こいつに蒸した芽キャベツを少し追加して温めた。牛すじは一日以上かけじっくりと煮たのものなのでトロトロ、牛肉と赤ワインの濃厚なコクが絡み合い美味であった(自画自賛)!
ついでに私の今年のおせち料理をここでご紹介↓




さて、熱々メニューの最後を締めくくるのは蒸し料理に戻って小籠包!自家製ではないけど、熱々スープが激アツ過ぎて美味しかった!そんな料理を楽しみ、締めにお餅を焼いておしるこにしようかと思ったのだが、すでにお腹いっぱい(汗)!お餅と小豆も自分で作ったものだったので紹介したかったのだが・・・。
今宵は広いこのテントでノビノビと寝るのだった・・・が2時ころに目が覚める。寒い!というのも今日はハンモック泊のつもりだったので、エアマットが予備の3シーズン用しか持って無かった。ナンガのオーロラ900だし行けるだろう・・・と思っていたのだが甘かった!やはり氷点下になる季節はR値2.3の3シーズン用では厳しい。着ていたナンガのたき火ダウンをマットの下に入れて、持っていた使い捨てカイロ5個全てを投入し、なんとか再び眠りに就くことができたのであった・・・ZZZ。
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寒い夜を乗り越え朝6時に起床し、いつも通りキャンプを抜け出して散歩することに。残念ながら曇りの朝でこれまた寒かった(汗)!

散歩しながらこちらもいつも通りゴミ拾い・・・その中になんとスノーピークのOD缶が!これは明らかにキャンプ場利用者がポイ捨てしたものだろう。キャンプする資格ないな!誰にも迷惑をかけない家でキャンプごっこをしていてほしい。

キャンプ場近くにある高尾宮内の景観地へ。ここには水源があり、キャンプ場のそばを通り荒川へと注いでいる川となっている。ここを抜けて氷川神社などの3社がある方へと抜けていく。水源地を守る神様でもあるのだろう。

2025年キャンプはじめなので初詣!高尾氷川神社~厳島神社~須賀神社~北向き地蔵へと向かう。高尾氷川神社周辺の3社をお参りする際にこの氷川神社の鳥居手前にゴミ入りの袋とトングを置いていたのだが、取りに戻ったら近くに座っていたお父さんに声をかけられた。ゴミ拾いをしていると、たくさんの方に声をかけてもらえるのもウレシイ!

こちらが北向き地蔵。泥団子をお供えしてお願いすると願いが叶うという。しかし願いが叶ったら本物の団子をお供えをする足しい。お地蔵さんの足元には泥団子がたくさん!泥団子を用意していなかったので、3枚の1円玉を置いてお願いをしてみた・・・願いが叶ったら・・・10倍返しします!!!

キャンプ場にもどり温かい食事をとることに。まずは野菜のスープ。

こちらは蓋がないのでひっくり返したので何なのか解らなくなった目玉焼き。

そしてごはん・・・なのだが・・・

もう一品強力な食材がある、これこそキャンプはじめにふさわしいものだ!

それがこちら!岩手県盛岡市に行った際に購入した中村家の海宝漬だ!小さな一人用のこの容器が1,500円もする贅沢品!年始一発目はこれくらいいっちゃおう~!数の子といくらとめかぶ・・・そしてアワビが!これはウマいに決まっているヤツだ!!!
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・・・と贅沢な朝食をノンビリ味わっていたら、なんとチェックアウトまであと30分しかない!!超マッハで片付けたのだが、チェックアウト時間に焚き火台だけ残ってしまった。キャンプ場の方がやってきて・・・急かされるのかと思ったら『焚き火台は私が片付けます!』と!なんて優しいキャンプ場なのだろう(涙)!チェックインする時も私の顔を覚えていてくれて「いつもありがとうございます」と言ってくれたり、帰り際にも「また来てくださいね」と。こんな素敵なキャンプ場だから、また来てしまうのだよな~♪今年もよろしくお願いします!と、気持ちよく2025年最初のソロキャンプを終えて帰宅するのであった。

■いいところ
このキャンプ場は何度もご紹介しているが、安くて近場であることが最大のメリット。そして上でご紹介したように、キャンプ場の管理人さんもとてもいい人だ。そしてサイト指定して予約できるので、私のようなハンモック派はハンモックを張れるサイトを指定して予約することもできる。
■イマイチなところ
今回は隣がファミリーキャンパーで、もう一つの隣がバンガロー利用者がBBQでサイトを利用していた。バンガロー利用者の中には過去にマナーが悪い人がいたこともあった。真夜中に長時間話をしていたり、大声だしたり・・・中には大人数のグループで複数のサイトを抑えて、大宴会をやっていた時さえあった。
このキャンプ場はソロキャンパーの利用者が意外と多い。この日も半分以上はソロキャンパーだったような感じだ。ソロキャンパー同士が隣り合っていれば静かでなんの問題も無いのだが、一部マナーの悪い人の近くになってしまうと、かなり気になってしまう。ここだけはこのキャンプ場の残念な点かもしれない。安いキャンプ場であるが上に、マナーの悪い利用者が一定数いる。本文中でもスノピのOD缶ポイ捨てを取り上げたが、このような利用者がいることはとても残念だ。
■個人的反省点
今回は面倒臭くなりテントでの宿泊となったが、結果的に隣との視界を遮ってくれたので正解であった。今回のサイトが周りと視界を遮る感じがあまりない場所だったのだ。孤独になりたい私は他人が見えない世界になるべくなりたい・・・ハンモックだったら丸見えなので、厳しい環境だったことと思う。タープもハンモックの上につけて寝る時の風よけとして張ったであろうから、先述のような壁を作ることはできなかった。テント自体はとても良いものを安く買えたので大満足であった。これを実際に使うのは3月下旬とだいぶ先ではあるけど・・・。
今回は忘れ物も(久々に)なく、快適に過ごすことができた。しかし想定外のテント泊となり、結果的に寒い思いをした。しかしこの時命を救ったのは、もしものためにといつも携帯していた使い捨てカイロであった。2時頃になると小さな湯たんぽはあまり頼れる存在ではなくなっていた。その中で5つの使い捨てカイロを足元1個、腰2個、そして肩に2個と使い奮闘してくれて、なんとか眠ることができた。
いつも軽量化を考える際に「これはいるのだろうか?」と思うものがカイロや絆創膏、薬などの緊急系のものである。意外と場所を取り持っていくのをやめるかをいつも悩んでしまう。しかし今回この緊急グッズが大活躍であった。緊急系はいつ来るか分からないときのためのものだから普段は使わない。とはいえ、深夜の緊急時に無かったら困ってしまうことであっただろう。
今回のキャンプ場は周りに人がいっぱいいるし、少し外に出れば家があり、コンビニなどもクルマで5分程度で行くことができる市街地に隣接した環境だ。だから緊急時はクルマをひとっ走りさせれば困ることはないだろう。しかし、山奥のキャンプ場で人がほぼいない場所であったなら・・・この緊急グッズは命をつなぐものとなるはずだ。やはり持っておるべきであろう。
過去に何度か「持っていてよかった」というものがあった。やはりキャンプに限らず「緊急時の備え」は大切だ。私は『備蓄大魔王』である。我が家にはミネラルウォーターやガスコンロ、そして乾麺やレトルトなど日持ちのする食材を常に常備している。その他、ゴミ袋やティッシュ、トイレットペーパーなども常にストックを1パッケージ持っておくようにしてある。結果・・・狭い家では邪魔になるものだ。しかし、もしもの際にこれは命をつなぐものとなるかもしれない。
私はキャンプを『サバイバル』として楽しんでいる。ならば生き延びてこそのものだ。生き抜くテクニック+備えをしっかりとしておくことが、サバイバルの必須条件であろう。テクニックだけあっても備えがなければどうにもならない。逆に備えだけしてもテクニックがなければ意味がない。この2つをバランスよく、知識と物として身につけておくことが、来たるサバイバルの時に立ち向かう武器となるだろう!・・・来るかはしらんけど(汗)!
さてさて、今回のキャンプはこのへんでおしまい。次回は登山の部、今年最初の登山はありがた~い山に登る予定!お楽しみに~!!!
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