(後半)ソロキャンプとソロ登山!毛呂山町ゆずの里オートキャンプ場

1,埼玉県(キャンプ)

ゆずの里オートキャンプ場の後半です。前半はムダ使い・・・いやギア紹介にかなり時間を費やしてしまったので、キャンプリポートメインにしていきます(汗)!

今晩のメインディッシュはすき焼き!稲垣精肉店で購入した埼玉県産和牛を贅沢にぶち込む!

ちょい欲張り200g。・・・こんなに食べられないかな?

携帯性と利便性に飛んだロスコの戦闘飯盒2型を今回も持参。コチラで鍋にします!牛肉のほかネギ・しめじ・春菊・しらたき・焼き豆腐を投入!牛肉は程よい厚みがありながら柔らかく、とても美味しかった!さすがお肉屋さんの肉、スーパーとはレベルが違いますなぁ〜(笑)!

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ちなみにタレは市販品を使わず、手持ちの醤油と砂糖等を駆使して自作。普段から市販のタレ等は使わないので、ワザワザ専用のタレを買わないで済む(荷物になる)。

勿論シメはうどんを投入しうどんすきに!・・・しかし欲張った挙げ句、牛肉は食べ切れず100gを残してしまうことに(涙)!持ち帰って食べるけど。

と、熱々のすき焼きで満足したところで就寝時間。つまりツエルトで過ごす始めての夜となる。今まで使っていたプロモンテのVB-200とは床面積の差は殆ど無いが、前室分が無いので荷物は基本中に入れないといけない。2人用だが荷物を入れれば実質1人用だな!

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しかし・・・天井が低い!VB-200は105cmの高さがあるが、ツエルト2ロングは95cmと10cm低い!大柄の私はツエルト内で座ることすら苦しい状態(95cmあるのは頂点部のみ)、横になることしかできなかった(汗)!

また、ツエルトの両サイドから引っ張るロープとポールがツエルトに近すぎて、自分の足で何度か蹴っ飛ばして倒してしまい、夜中に数回ツエルトが崩壊してしまった!コレは色々と対策が必要だ!

・・・と、悩ましい夜を過ごして朝を迎えた。今朝は散歩・・・ではなく登山します!このキャンプ場周辺には程よい低山がいくつがあるので、一番近い『竜ヶ谷山』を目指すことに。この山、何と隣りにあるゴルフ場の中に山頂があるとか!隣接しているのですぐに辿り着けそうだ、とセレクト(ルートはこれから探すのだけど)。

しかし、近づく事は出来ても入れない!ここもだめ!

次は山の中へ!ここならちょいっとはいれるかな?

・・・って、ここもだめ!すべて敷地はフェンスで囲われているようだ(当たり前か)!

と、結局反対側まで回り、やっとそれらしき入口を発見!山頂には雷電神社があるとのこと。

この柵は開けられる!中に失礼しまーす!

コース横に登山道(参道?)がある。

こちらが山頂!眺望は無いか?と思ったら・・・

東側だけ開けていて、毛呂山町にある埼玉医科大学などの建物がよく見えた!結局1時間予定の登山はほとんどを登山口探しの旅に費やしてしまい、2時間近くかかってしまった!

ちなみにこの登山の詳細は、別にブログ記事を上げるので、そちらでじっくりとお楽しみくださいね!

さて、早く朝食をとって片付けなきゃ!と、言いながらもしっかりと作るのである!今日のメニューは私の手作りインドカレーを持参。スパイスの濃度を上げてよりスパイシーに進化させたバージョンである!

ちなみにご飯は、前回の立原高原キャンプ場で水蒸気炊飯の限界を知り、今回は下段で通常の炊飯を行い、上段でカレーを作ったのだ。こちらのほうが当たり前だかうまく炊ける!

その分、カレーは温まるけど濃度を調整するほどの温度にならないので、上の画像のように最後に上段のみを火にかけ仕上げを行ったのだ。

出来上がりがこちら!カレーもご飯もバッチリ!飯盒を使いこなしてきた気がする!ご飯は普通に鍋で炊いたものと遜色ない仕上がり!カレーも問題なく美味しく食べることができた!

と、朝食を楽しんでいると気づけば9時半すぎ、11時までのチェックアウトなので急いで片付け&撤収を行うことに!しかし、荷物が少なく軽いので片付けがかなりラク!コレはもっと磨きをかけていきたいな!

それでは最後にいつもの評価を。

■良いところ

このキャンプ場に来るたびに言っているが、最大の魅力は近さである。コレは私とは楽しみ方が違うオートキャンプしている方々も同じであろう。その魅力に私の変態的こだわりを唯一満たしてくれるS3サイトの存在がデカい!

そして今回は登山も楽しむことができた。一番最初にココに来た時にもお話ししたが、そもそも私はココを見つけたのは歩いて秩父に向かう時(登山)である。この周辺には他にもいくつか登山を楽しめる山がある!キャンプ+登山という2つの楽しみ方ができる場所ともなった!

■イマイチなところ

近くて1人になれるキャンプ場なのだが、コレも毎回のように言っているが、ソロサイト周辺にファミリーが散歩に入ってくるのがどうしても気になってしまう!彼らから見れば珍しいもののようで、ジロジロ見られるのはちょっとキツイ(汗)。S3サイトは他のキャンパーと距離が取れるというだけで、山中の通路に面してはいる(他もだけど)。

前にフォレストサンズ長瀞のソロ専用サイトを利用したときも同じ状況だったが、ソロ専用サイトを作るのであれば、一般の人が立ち入れないようにしてもらいたいのが本音。ソロキャンプの人は一人になりたくて来ているので、その心を運営側にもわかってきてもらいたい。

■個人的反省点

今回は新しいギアを沢山使うことになった。殆どが軽量化のためのものであった。

・ツェルト

狭さは慣れるしか無いが、張り方を工夫してポールを蹴飛ばさないようにロープで距離を作り張らなければならない。夜中に狭いツェルトが崩壊して・・・網の罠にかかってしまった人が、もがき出てくるような有り様になってしまった(汗)。誰も見てはいないけど、なんとも間抜けな姿であったことであろう!

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・タープとポール

アライのタープはとても軽くて、色も思ったより明るすぎず悪くない!ただ、もうワンサイズ小さいもの(Mサイズ)でも良かった。まあ、雨が降ったらツェルトは中しか居場所が無くなるので(雨除けにもなるキャノピーが無い)、屋外の活動範囲を広げるために大きいほうがキャンプ自体は楽しめるので良いのかもしれないけど。ポールは軽さとコンパクトさを期待したが、いつも使っているフィールドアのカーボンポールと重さもサイズもあまり変わりは無かったかな?ただ、伸縮式のフィールドアのポールはロープの荷重により耐えられなくなり縮んでしまうことがあるので、アライのポールのほうが強度がある!

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・プリムスのガスランタン

とても小さくて軽量ではあるが、光量がかなり弱い。反面雰囲気はあるが、調理や手作業をしているところを照らすには弱いかな?20ワットくらいの電球くらいの感じ。移動時&ツェルト内用に持ってきていたLEDランタン(ゴールゼロ)を結局手元を照らすために吊るしてしまった!ならば・・・最高の軽量化はLEDランタンということになってしまうな(汗)!

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色々と使ってみて、課題が見つけられたのは大きい!またその他のギアでも軽量化の余地が見つかったりしたので、次回は対策をしていきたい。

そして登山ができたのはとても良かった!個人的にキャンプするだけでは物足らないものを感じてしまっているからだ。つまりキャンプには最終的な目的を見いだしにくいからである。何かを達成するものではなく、何かを達成するための手段であるからだ。

登山でキャンプするのも、キャンプ自体を目的としてはいない。旅人のキャンプも目的地があるからキャンプしているのだ。サバイバルも生き延び、脱出する(救出される)のが目的である。

プロ野球選手がキャンプを張り練習するのも、シーズンの活躍と優勝のためである。その目標無く延々と練習だけするのはキツイであろう(お金になるのもシーズンの活躍である)。

なので私はキャンプして目的を持ちたいのだ。一つは今回のような登山である。登山とキャンプはとても相性が良い。今回の軽量化のギアは全て登山用品である。山を目指すためのキャンプ&ギア。登山で山頂を目指すために登山口近くで野営するような感覚だ。今回のキャンプのパターンであろう。

そしてもう一つはキャンプ地を目的地とすることである。つまり登山で言えば山頂でキャンプするようなものである。コレは前々から私がこの場で言っている『歩いてキャンプ場へ行く』というものである。実は今回はその前哨戦と捉えていたのだ。次回のキャンプはとうとうそれにチャレンジしようと思っている。

色々とギアを見直し、自分の目標に近づいてきた。今回色々試すことで目標に向けた改善と見直しを行い、決行としたい!

ものは試さねばわからない。そしてものはやってみなければわからない。今回試すことはできた。しかしやってみなければわからないことのほうが多い。頭で理解してやった気になったでしまうことが多いが、やはりやらなければわからないのだ。

世の中頭で理解しやったつもりになっている人が9割で、実際の行動に移れる人は1割くらいではないだろうか?ならばチャレンジしたほうがいいのである。9割の人が知らない世界を知ることができるのだ!

私は今年(2023年)、初めて北アルプスの唐松岳に登ることができた。事前情報でテレビや地図・写真・登山者の声などあらゆる情報を集めて、登ったかのような気持ちになっていた。しかし実際に自分の足でたどり着き、目で見たその世界は・・・言葉や写真・映像であっても伝えられるものではない。それを痛感したのである。想像した世界以上のものだったからだ。

人の想像なんてたかが知れている情報量しか無い。リアルの世界には、無限の情報があるのだ!だから自分でチャレンジして見て感じなければ意味がないのだ!だから、物事はひるまずに何でもチャレンジしてしまったほうが世界が広がるものなのだ!

さてさて、いつものようにヒートアップしたところで今回はオシマイ!次回のキャンプは・・・歩きます!まずは近場からだけどね(汗)!それでは次回をお楽しみに〜!

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