さてさて、北軽井沢スイートグラスの後半です。
ぶれてしまったけど、コチラが浅間ミートで購入した赤城牛リブロース。とてもデカいので、すき焼き用にスライスしてもらっても3枚で200gを超えてしまった!
コイツを先程の焼き豆腐の他、ネギ、白菜、しいたけ、春菊、しらたきが入った鍋にチビチビ投入!割り下は甘めが苦手なので、醤油&酒メインのしょっぱめに!
卵は要らない派なので、コイツをダイレクトに頂きます!肉は柔らかジューシー!厚めにカットされているので食べごたえがある!コイツと来る途中の倉渕(高崎市)の地酒「榛名山」を頂きながら、夜は更けていくのであった。私は群馬ではこの牧野酒造の榛名山が結構好き!19時ころにはこのキャンプ場らしいイベントとして「なまはげ」が各サイトにやってきて子どもを楽しませていたが、ソロキャンパーは完全無視していただけ助かった(汗)。自作焼き豆腐は・・・美味かった!焼きが上手というよりも、千川豆腐店の豆腐が美味かったのかもだけど!
そんな念願の雪中キャンプですき焼きを楽しみ、夜半更けていくのであった。
さてさて、気づけば夜明け。東の空が明るくなって来た!
ツリーハウスはまだ子どもがおらず、静かな夜明け。
散策中に見つけた松の枝と葉で、焚き火の着火を試みる。
何気なく夜明けの気温をチェックしたら、なんとマイナス11℃!!!私のキャンプで最低の気温はマイナス7℃(山梨の富士ヶ嶺)であったので、軽く更新をしてしまった!しかし林間のせいか風もなく、グランドシート+銀マット+ノースフェイス純正グランドシート+インナーテント+100mmインフレートマット+いつものコールマンのエアマット+ナンガの寝袋で、全く寒さは感じることはなかった。
富士ヶ嶺のときは、グランドシート+インナーテント+30mmインフレートマット+ナンガの寝袋で凍える寒さであった(汗)、特に底冷えが半端無かったので、今回はその対策として100mmインフレートマットを持ってきたが、大正解であった。また雪がある方が温かい気がする。
朝日を浴びる浅間山。
山の間から朝日が昇ってきた!少しづつ暖かくなってきたな~と思って気温を見たらマイナス5℃!コレでも温かく感じるのは6℃の気温差がそれだけ大きいということであろう。
昨日汲んでおいた水は見事に凍ってしまった。溶かしながら使うことに。このエバニューのウォーターキャリーは2Lも入り、使用後はコンパクトに折り畳めてソロキャンパーにはとても重宝する!ビニール製だから数回で壊れるかと思っていたけど、耐久性も問題なし(凍っても大丈夫(笑))。
エバニュー(EVERNEW) ウォーターキャリー2L EBY208Amazon(アマゾン)990〜1,749円
今日の朝食は昨日のすき焼きの残りにめん太郎のひらめん(地元スーパー購入)を投入することに。もちろんコチラも凍ってしまった!要冷蔵は強制的に要冷凍に。
意外とひらめんの量があり、鍋は膨れ上がる!!!
膨れたひらめんを平らげると、お腹も膨れる。牛だしが効いて煮込んだ分だけうまい系のあじわいであった!
気づけば快晴。この日は大晦日。ことしは一年、ソロキャンプを楽しんだな~!思えば当初ソロの道具がなく、3~4人用の装備で始めたものであった(30度を超える津南キャンプ場で、一人でノルディスクのアルフェイム12.6を運んで設置するのは地獄であった(汗))!荷物が大量で地獄のようなソロキャンプであったが、徐々にソロで必要な装備を整え、なんとかソロキャンパーらしい装備に更新することができたのであった。来年はさらなる軽量化もさることながら、マンネリしないように目標を定め毎回チャレンジのキャンプとなるように楽しみたいな、と美しい浅間山を前に思うのであった。
それでは最後に個人的評価をして終わりにしましょう!
■いいところ
北軽井沢スウィートグラスは超人気のキャンプ場だけあって、施設やイベントと言うことなし。夏も含めソロキャンプ初挑戦する人は気軽に安心して来れるキャンプ場であろう。最悪なにかあっても24時間通じる電話もあり、安心してソロキャンプを楽しむ事ができる。
冬のみソロキャンプのサイトとなる林間サイトは決して広くないが、今回4組という人数であればそれなりの距離を保つ事ができる。そして周りに人が多いので安心感はあるであろう。雪は積もっているが、適度に除雪されているので雪で大変な思いをすることも少ない。だからマイナス11℃にもなるエリアでたくさんのファミリーがやってこれるのであろう。
■イマイチなところ
ソロサイトを用意してくれてはいるものの、やはりファミリーキャンプ場。ワイルド感に乏しく公園、または人の家の庭でキャンプをしているような感じであった。日が沈むまで子どもの賑やかな声が聞こえ、日の出とともにまた賑やかさを取り戻す。静かに過ごしたいソロキャンパーには不向きであろう。なので安心感優先なら選択肢に入るけど、孤独感、ワイルド感を楽しみたい私のようなソロキャンパーには物足りない。
またソロの林間サイトは決して広くないので、隣のソロキャンパーのいびきが夜中鳴り響いているのには苦しんだ。たまたま持っていたイヤホンを耳栓代わりにして寝ることはできたが(汗)。
また季節の問題かも知れないが、思っていたほどの雪の量ではなかった。雪かきして場所を作り、雪のちらつく中楽しむようなキャンプをイメージしていたため、積雪10cmくらいですでに圧雪されたサイトだと、少し物足りなかった。
今回は初雪中キャンプということもあり敢えてファミリーキャンプ場をセレクトしたが、逆を言えばこんなチャンスがなければ私は北軽井沢スイートグラスに訪問することはなかったであろう。なのでこの人気キャンプ場を体感できたのは悪いことではなかった。
■個人的反省点
今回は初雪中キャンプということで敢えてセレクトしたファミリーキャンプ場であったが、この経験を今後ワイルドな雪中キャンプに活かす礎になったことは確かであろう。焚き火のみでテント外での夜は寒かったが、焚き火があれば耐えられるものであった。他のソロキャンパーが薪ストーブでテント内に引っ込み放しであったのを思えば、私は外にいたい派なので今後も薪ストーブを購入しない方向を続けていく事になりそうだ。
天然薪は今回大量持参したが、とても役に立った。この量の薪を購入していたら、広葉樹2~3束は必要であったであろうから、2~3000円は節約にもなった。燃やすものにお金を払うのもな~と思っていたので、コレは今後も継続したい。ただし、今回あまりカットせず束ねて持ってきたため、車内でとても邪魔であった!きちんと長さを調整しコンパクトに持ち運ぶ必要がある。
今回ほとんど雪道を走ることがなかったが、10年ものスタッドレスは問題なかった。帰りに敢えて除雪されていない雪道を走ってみたが、問題なく雪をかんでいる感触があった。さすがブリヂストン!と感動したものだ!!!ここ数年間等ではまともに雪が積もらなかったので、履き替えても使えるのかわからないただのタイヤであったが、コレで一安心。と言うのは年始にさらに雪深いキャンプ場での雪中キャンプにチャレンジするからであった。最悪チェーンもあるという安心感を得ることができたのは大きい。
色々考えることはあるが、いつかはチャレンジしたかった雪中キャンプの世界に足を踏み入れてしまったことは、今後の私のソロキャンプ人生の新たなチャレンジの扉を開いたことは間違いない!寒すぎて無理、凍え死ぬと予想をもとに諦めてしまうことは簡単で、9割程度の人はコチラを選ぶ。実際にチャレンジに踏み出せるのは1割程度(割合は個人的想像(汗))。私はいつでもチャレンジする道を選びたい。人生には常に分かれ道がある。この分かれ道、楽で安泰な道を取るか、それとも厳しくとも得るものがある道を取るか。私は常に後者を選んでいきたい!!!・・・偉そうなことを言っているが、たかがキャンプでは(汗)。
さてさて、コレで今回の北軽井沢スウィートグラスの雪中キャンプのリポートはおしまい。先述のように次回は年始にさらなる雪を目指し、水上方面のキャンプ場にチャレンジする予定。コチラは北軽井沢スウィートグラスよりも自然のままの雪が楽しめる、雪中キャンプの地としてはレベルが上がるキャンプ場だと思う!次回もお楽しみに!!!
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