(その1)求ム大雪!ちばむらオートキャンパーズリゾート

ちばむらオートキャンパーズリゾート

みなさんこんにちは!2日前に木のむらキャンプ場で極寒キャンプを楽しんだのも束の間、三連休の初日と二日目にあたる1/7~8に、群馬県みなかみ町にある「ちばむらオートキャンパーズリゾート」を訪問!

もちろん目的は『雪』!年末に雪中キャンプ初体験の場としてセレクトした北軽井沢スウィートグラスは、ファミリー感が強く管理が行き届いている場所であったので、次の場所は私好みの整備されていない自然がある場所、この場合は除雪もままならない大雪がありそうなキャンプ場を探し求め、見つけた場所である。

関越道の前橋I.C.からは一般道でみなかみを目指す。ちなみにみなかみと言っても旧水上町の水上のエリアではなく、猿ヶ京温泉などのある旧新治村のエリアである。昨年夏に訪れたさいたま市の保養施設のキャンプ場「新治ファミリーランド」の近くだ。ちばむらオートキャンパーズリゾートの元の名前は「高原千葉村」といって、千葉県千葉市の保養施設であった場所。2019年に千葉市からみなかみ町に譲渡された施設とのこと(運営はノルン水上というスキー場を運営する会社が行っているらしい)。

遠くには雪をまとった谷川岳の辺りが見えてきた!道中はほとんど雪はなく、近くの猿ヶ京温泉の辺りから分かれたキャンプ場への県道で若干日陰に圧雪が残っている程度・・・。これは期待するほど雪が無いかもしれない!!!

そんな不安を払拭するこの光景!ところがキャンプ場のスタッフ曰く「今年は雪が少ない」とのこと。雪の深さは浅いところで40cm、深いところで60cmといったところだろうか?殆どのキャンパーは駐車場の近く、または除雪された道のそばでテントを張っていたが、私はそんな所では物足りない。キャンプ場のスタッフに人のいなそうな所かつ自然感があるところを相談し、セレクトしたのがこの管理棟の上(東側)にあるエリア。下のMAPの☆2が管理棟、その右にある「雪遊びエリア」となっているあたり。

むむ、道という道が雪に埋もれている(以前道を作ったあとがあるが、その後の降雪で埋もれている)!!!コレは楽しそう!!!と相談の結果サイト最奥、バンガロー手前にある木のうしろ(画像中央奥左の高い木/その更に奥は小川がありそこから向こうはサイト外)に陣取ることに決めた。

途中までは年末に来た人が歩いたあとがあり、かつ雪も30cmくらいでそのまま歩けたので果敢に歩いていった。・・・が、途中から雪が深くなり雪かきしないととても進めない状況に(汗)。管理棟に戻りスコップをお借りし、目的地まで除雪しながらの道作りが始まったのであった!

スコップで・・・上り坂を約150mくらいだろうか?楽しい雪かきタイム!!!荷物を担いでしっかりと歩ける道を作り出す。気づけば雪かきし始め40~50分近くが経過し、ようやく目的地に到着したのであった(汗だく)。・・・しかし、その目的地で今度はテントを張るために整地作業(除雪)が必要。私のノースフェイスのエバカーゴ2(テント)は意外と奥行きがあるので、3M×4Mくらいの整地が必要!

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結局道作りとサイトづくりで1時間半くらいかかり、ようやく居場所を確保することができた!!!コレは素晴らしい場所だ!苦労した人にしか味わえない感動がある!そしてこんなに雪と戯れたのはいつぶりだろうか?15年くらい前に山形県米沢市で雪かき&かまくら作りをして以来であろう!!!

・・・ちなみに、私のサイトまでの道が快適すぎたせいか、1.5時間遅れくらいでやってきたソロキャンパーが私の作った道を登ってきて、近くに陣取ってしまった・・・(涙)。なので、その方向が死角になるようにテントを張ることに。

まずはハンドメイドのグランドシート(ユタカ グリーンシートをエバカーゴ2のサイズにカットし、ミシンで縫ったもの)をしき、防水性を高める。

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次にコチラもエバカーゴ2に合わせカットした銀マットを敷き、断熱性を高める。ちなみに寝袋の下に敷くマットには「R値」という断熱性を表す数値があるが、色々調べるとだいたい1cmの厚みで1.0のR値くらいの断熱性があるとのこと(素材にもよるだろうけど)。なので銀マットは0.5~1.0くらいか?ちなみに雪中キャンプにはR値4.0以上はあるといいらしい(ネット情報)。

私の持っているロゴスのインフレートマット100mmと、コールマンのエアマットはR値を公表していない。上記の厚さで考えるとロゴスはR値10.0、コールマンはR値6.0くらいはあるのかな?わかならいけど・・・。

決めた位置にエバカーゴ2を設置する。そしてこの銀マットの上にエバカーゴ2の純正グランドシートを敷き、さらにインナーテントを設置。寝る際はコールマンのエアマットを敷き、その上に寝袋で寝る。北軽井沢スイートグラスのときはコールマンのエアマットの下にさらにロゴス100mmのインフレートマットを入れていた。この状態でR値は16.0は超えていたのかな???全然寒くはなかった。

出来上がりがこんなかんじ。雪に埋もれた感じがなんとも言えない(笑)!ちなみに右上のほうが山の上の方で、山の斜面に対し斜めに設置している状態。でも雪のおかげで好きなように平らに整地することができるので、地面の斜めはさほど気にならない。

コチラがテントから見下ろした状態。中央に見えるのは、管理棟への道のそばに設置した方のテント。後方しか見えないのであまり気にはならない。ちなみにこの道の反対側に私の陣取ったエリアより更に広いテントサイトがあり、多くのキャンパーはそちらに陣取っていた(前の人が使い整地された場所が多い、駐車場やトイレ炊事棟に近いので人気の様子)。

こちらは山の上の方に広がるバンガローエリア。このバンガローは冬季は閉鎖しているので誰もいない。昔このキャンプ場(高原千葉村時代)にはスキー場もあり、このバンガローの奥の斜面がそのスキー場だったようだ。

私の作った道側から入ってきたところ。この後方10mくらいに私の作った道をもとにたどり着いたソロキャンパー×1あり。さて、やっとこさ落ちつことができたので、焚き火を始めよう!ちなみに雪かきしまくりで大汗かいてしまった(汗)(汗)。

今回も火打金&火打石で着火。慣れるとこの着火法が一番楽しくなってきた。まさに火を作り育てることを楽しむことができる!

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今回も雪のため現地で天然薪を拾うことができないだろうと、家の近くの公園などで拾った天然薪を持参。このキャンプ場には薪放題プランがあり殆どのキャンパーは利用しているようであったが、針葉樹だったので持参して良かった!キャンプ場の方は当たり前のように薪放題を勧めてくれたが、持参している旨を伝えると驚いていた。

このキャンプ場の管理人達は、とても親切で私が設置場所で相談したときにもとても親切に教えてくれ、雪かきしている最中も何度も声をかけてくれ、そして私が荷物を1回で担いで運んでいる姿を見て驚いていた(笑)。

今回のキャンプ場では着火しやすいススキなどが無いため、麻紐をほぐしたものを火口に。スギも念のため持参したもの。火打金&火打石でチャークロスに火を移したものをこの麻紐の上に置き、フーフーして大きな火を作る。

(その2に続く)

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