ちばむらオートキャンパーズリゾートその3です。
夜もふけそろそろ就寝準備。でもまだ雪の夜を楽しみたく、ランタンの灯りで雪を見ることに。
コチラがコールマンのフェザーランタン。このフェザーランタンは圧力が下がってくると光量も落ち、オレンジの光になってくる。明るさはもちろん圧力のあるときの方がいいけど、色気となるとやはりオレンジの光のときのほうがいい。
続いてコチラはフェアハンドランタン。やはり色気はコチラ!光量はフェザーランタンのほうが20倍近くある(125cp)けど、フェアハンドランタン(6.3cp)はキャンプの夜に「らしさ」を演出してくれる。現代の実生活では使い物にならないほどに弱い灯りが、キャンプの夜にはなんとも言えない友だちになれる・・・。
☆1cp=ろうそく1個の明るさ(キャンドルパワー)というなんとも曖昧な数値
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気付けば気温はマイナス4℃。ただそこまで寒さは感じない。やはり雪のあるおかげなのか底冷えが思ったよりも厳しくなく、風もなく穏やかな夜だからろう。今回はロゴスのインフレートマット100mmを無しでコールマンのエアマットのみで就寝。でも寒さは全く感じない、寝袋に入っていれば・・・ZZZ。
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次の日の朝、けたたましい音で目を覚ます。時間は6時過ぎ。カンカンと響くこの音は何だ???キャンプ場の管理人が建設作業でも始めたのか?と思い外に出ると・・・その音の主は目の前にある杉の木の上から聞こえて来るではないか!そう、この音の主はアカゲラのようなキツツキの仲間のようである。たしかに建設作業音であった(笑)。
↓以下の動画でその音をお楽しみください!(残念ながら姿は捉えられなかった)
早朝の気温はマイナス7℃くらいだろうか?前回の木のむらキャンプ場と同じくらいの気温。でもここのほうが断然暖かく感じる!
朝のお散歩に外出。門を開いてお出かけです(笑)!
トイレ近く、ものすごい氷柱。
戻って朝食の準備。今朝のメニューは、炊きたてご飯と・・・
昨日の鍋の残りの鶏肉とキノコで・・・
親子丼の完成!!!硬めに炊いたご飯に、少し汁っぽい親子丼が乗るとウマいな~。
朝食後は、雪との別れを惜しみながら撤収。片付けても、ここにいたという形跡は残る(笑)。きっと誰かが後日、私が築いたこの区画を私よりもラクに楽しむのであろう。でも、雪のキャンプで前人未到(大げさ)の区画を切り拓く楽しみは、二番煎じのものには無いのだ!!!
と、雪を堪能したちばむらオートキャンパーズリゾートの個人評価を。
■メリット
恐らく夏場は木々もまばらで爽やかなキャンプ場であろうけど、冬場は一面雪に覆われてしまう。なので一面銀世界という雰囲気を味わうことができる。管理棟やトイレ炊事場近くは通行しやすいように除雪されていて、かつ管理棟下側のエリアは平らな場所が多く、多くのキャンパーが集まり人気のようだ。なので孤独ソロキャンパーの私の様な人は、管理棟上の斜面の除雪されていていないエリアなら人も少なく、手つかずの雪を誰にも気にせず楽しめる!
ちなみにもう一つ候補であった管理棟下のエリアでも最も下の方は、かなり離れているので人はいなかったが、すぐ下が道路で上空には高圧線があり、近くにはホテルがあったりと、あまり魅力的な感じではなかった。
そしてスタッフの方がとても明るく声をかけてくれるのがうれしい。私はかなりこだわった(同義語:偏った、偏屈な)ソロキャンプを楽しもうとしているが、趣旨を理解してくれ設置場所の相談にとても親身になって乗ってくれったのはとてもうれしかった。静かさ、夜の電灯の位置、人があまり行かない場所など、キャンプ場の人にしかわからないような事を教えてくれた。ちなみにキャンプ場の方は私だけでなく、いろんなキャンパーに声をかけて楽しそうに笑っていた。人とキャンプが大好きな人なんだな、と心が温かくなった。
そして何より雪が多い!関東の豪雪地帯はこのみなかみエリアか、片品エリアか、もしくは栃木県の湯西川などのエリアだろうか?しかしそのエリアのキャンプ場は冬季クローズしているところが多い。その中でこのちばむらオートキャンパーズリゾートはクローズせず、かつそれなりの雪の量があるキャンプ場ではないだろうか。ちなみにキャンプ場の方は1月末が雪が一番多いと、大雪を求める私に教えてくれた。今年は無理だが来年はその時期に「かまくらキャンプ(かまくらで寝る)」をチェレンジしてみたいと思う!
■デメリット
区画が決まっていないので、好条件の場所を得られるかは運次第(フリーサイトはどこでも同じだけど)。今回徹底リサーチ(100%キャンプ場の方からの情報)で人の少ない良い場所で設営できたが、後から来た人が近くに来てしまった。かと言って他のキャンパーが設置場所を決めた後に行くと、ロクな場所が空いていない可能性もある。とは言って区画のあるキャンプ場が良いかというと、他が空いているのに隣人との距離が近かったり、気にいななかった場合にそこ以外に動けないというデメリットもある。
人が少ない場所=不便である事が多い。今回設置した場所は管理棟には近いが、ここの管理棟にはトイレや水場はない。200~250mくらい離れたところにあるトイレまで行く必要がある。しかし私はこういう不便な場所を好んで設置する傾向(人を避けるため)があり慣れているが、面倒なことは確か。
そしてあくまでもここはファミリー向け(そもそもキャンプ場はファミリー向けか)のキャンプ場なので、冬でも少数ながら元気な子ども達がいるので、そこまで静かというわけではない。雪がいっぱいというだけで、先述の通り緑が爽やかなキャンプ場であることを忘れてはならない。
■個人的反省点
今回とても楽しかったのが、雪かきで自分の設置場所まで道を切り拓くことであった。とても楽しく少しでも快適な広い道を作ろうと頑張った。しかしそれが仇となり、後から来たソロキャンパーがその道を登ってきて設営してしまう結果を招いた。道は最初は少し困難くらいに細く作り、後から来る人が躊躇するくらいにしておかなければならなかったかもしれない。
あと今回せっかくの雪中キャンプだからと、動画撮影用にカメラ(Go Pro11)を持参したが、三脚が安いもので安定性に欠け、使い物にならなかった。結局動画も面倒になりほとんど撮影することはなかった。そもそも、一人でキャンプしながら動画を撮影するのは難しい。だってキャンプを楽しみに来ているのに、同時進行で他の事をやるというのがとてもむずかしいから。
動画に集中すればキャンプが楽しくなくなり、キャンプに集中すれば動画撮影がおろそかになる・・・コレは悩ましい。静止画なら思いついた瞬間で撮影すればいいけど、動画の場合は常にカメラを意識して自分の動きも考えてしまう。そもそも撮影するのを忘れてもしまうし(汗)。Go Proはそういう意味ではすぐに撮れるので扱いやすく撮影もしやすいのだが、それでも大変ではある。一番いいのは撮影しっぱなしで、後で編集(大量削除)することかな?そのためには大きいメモリ容量のあるMicroSDカードが必要だな~。他のソロキャンパーは一体どうやっているのだろう?ユーチューブの研究が必要かも。
そして後で最大の後悔をしたのが、「かまくら泊」をチャレンジしなかったこと。もちろん雪中テントキャンプも楽しいけど、かまくらを作って一夜を過ごすことは中々チャレンジできるものでは無い!イメージとしては緊急避難用にテントを張り、その近くに寝れるサイズのかまくらを作り夜を過ごす。深夜に崩壊や寒さに耐えられない状況になればテントに避難。こんな感じで来年はチャレンジしたい(いつかは避難用テントも無くす!)。
・・・さてさて、今回は3回分に分けて長編でお送りしました「ちばむらオートキャンパーズリゾート」の雪中キャンプ。やりたいことが多く、やりきれなかった事もあり、反省のあるキャンプとなった。しかし、この反省のあることこそ次への課題となり、それが楽しみとなるものである!ここ最近感じていたマンネリ感は全く感じず、久々に新しいことにチャレンジしているワクワク感で心が満たされるキャンプとなった!
やはり未体験のものや解決法がわからないものを、創意工夫で解決していくことは楽しい。私にとって生きがいといってもいい。だってキャンプ=サヴァイバル、つまり生きるための手段であるのだから。それがワクワクしないわけが無く、そして命がかかっているのだから本気になれない訳が無ぁい!!!・・・と、いつもながら大げさに自分を鼓舞し、次回へのエネルギーとするのであった!
さて次回は少し時間が空いてしまうけど、2月下旬に究極のホームキャンプ地をリサーチ予定!ここが気に入ればもっとキャンプが身近になる!我が家からとても近いキャンプ場(10kmくらい?)の埼玉県蓮田市のキャンプ場を訪問予定!お楽しみに!!!
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