(前半)住宅地に隣接した野営地!?奈良渕316 DANRANアウトドアフィールド

キャンプ

みなさんこんにちは。孤独ソロキャンパーです。

今回は近場で低価格、そして一人になれるキャンプ場開拓として選んだ「DANRANアウトドアフィールド奈良渕」に訪問。

個人的な縛りとして昨年10月くらいから、ソロキャンプの利用料金は3,000円以下としている。最近3,000円超のソロサイトが多く、もはやファミリーサイトと大差なくなってしまっている場所が多い。そのためいい場所はもちろんのこと、納得できる利用料金で楽しむことも大事にしているのだ。

さて、今回のこのキャンプ場は栃木県佐野市にある。アウトレットや佐野ラーメンで有名な町である(今回両方ともにスルーとなるが(汗))。我が家からは東北道岩槻インターから向かえば40~50分程度で着いてしまう、近場に属するキャンプ場である。ここには野営サイトという魅力的な響きのサイトがあり、利用料も2,800円と私の縛りもクリアできている!ちなみに近郊にいくつかキャンプ場があるのだが、みんな3,000円超であった(汗)。と訪れてみたが・・・ここキャンプ場なのか?という外観の建物でチェックインをする。

こんな扉を開けるが・・・「右側のドアよりお入りください」との記載が・・・。はて、これ以外にドアがあったけ?と外に戻り右を見るがドアは無い・・・。しばらく考えてしまったが、どうやら出てくる人との衝突防止のため観音開きの右側のドアを開けて入ってくれということであった(出る人は左のドアを使うらしい)。

施設の方に色々と説明をしていただき、野営サイト1近くまでクルマで移動する。ここはこのキャンプ場で一番奥にあり誰とも出会うことはない立地・・・これは最高の場所ではないか!

サイト周辺はこんな感じの森。しかし、西側は森の奥に住宅地が透けて見える(汗)!そう、このキャンプ場は奈良渕の住宅街に隣接した山をキャンプ場にしたようで、実は市街地は眼の前にあったりする。しかしこのサイトは大きな道路からも比較的離れているので、ちょっと見える住宅を気にしなければ静かな環境で悪くは無い!

★ちなみに私のよく利用する近場の「ホームキャンプ場」は以下の3つである。

・蓮田裏庭キャンプ場・・・見沼代用水と田んぼに面した雑木林のフリーサイト。中の雰囲気はとてもいいが国道122号のクルマの音や東北新幹線の走行音が聞こえてくる。利用料は2,500円だが家から15km程度と最も近い。

・サンアメニティ北本キャンプフィールド・・・荒川沿いの静かな公園にあるキャンプ場。静かだが整備されすぎていてまさに公園でキャンプしているような環境。利用料はめちゃ安の900円。家からは25km程度。

・毛呂山町ゆずの里オートキャンプ場・・・町外れの山裾に広がる整備されたキャンプ場だが、ソロサイトは山の中にありそれなりに雰囲気はある。しかしファミリーキャンパーが散歩によく来てジロジロ見られるのが玉にキズ。利用料はギリギリの3,000円。家からは40km程度。

上記でここを比較すると、ゆずの里オートキャンプ場に距離感や利用料、そして環境は近いかもしれない。しかし他のキャンパーとは隔絶されたサイトなので、気分的にはここのほうが過ごしやすい!

さてさて、今回の荷物はこちら。ほぼクルマでサイト利用できるキャンプ場であったが、荷物は一回で運べるようにまとめた。なので最軽量パターンである(最近ずっとそうだけど)。本当はハンモックを使いたかったのだが、残念ながらここでは張れる木がなく断念(木々の間隔的に)。

設営完了。久々にプルモンテVB-200登場!なかなか野営感が出るテントではあるが・・・最近メッシュが白い事に不満を感じて無くはない(汗)。しかし、これで1kg程度と最軽量の部類のテントかつ通気性に優れた生地のテントであるので、今後も大切に使いたいテントである。前面の組まれた木はもとからあったものだ。

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今回は初使用のギアがある!それがコチラ、チタンマニアのウッドストーブL。いつものピコグリルで不満は無いのだが、さらなる軽量化と省スペース化に図る!そして夏場はピコグリルだと火が大きくて暑いので、こちらを夏用として購入したのだ。デザインは使いやすさでヴァーゴのファイヤーボックスと悩んだのだが、ヴァーゴが8,000円位する上に隣国製であったのに対し、チタンマニアは4,000円程度で日本製だったのでこちらにしたのであった。

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こちらが組み立てたところ。左の手袋はサイズ感を伝えるために置いたもの。まあ、小さいですな。縦15cm、横12cm(上部)くらいの感じだろう。

今回は焚き火シートを使わずにこちらの台を使ってみることに。こちらはキャプテンスタッグの焚き火台ベース。チタン製では無いが安い(800円くらい)!そしてチタンマニアのウッドストーブLとシンデレラフィット!手前は余るけどここはストーブの口からこぼれる薪や灰を受け止めてくれるスペースとして活躍するのだ(多分)!

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最初の火は久々に火打ち石で起こすことに。こちらはハドソンベイの火打金。未だに品薄のようで手に入らない状況が続いてる(需要が無いだけかもしれないが)。

チャークロスに移した火花を火種にして、そのへんで拾った杉の皮と枝に移していく。ちなみに管理人の方に木々を拾って使っていいか確認をしたところ、「全然問題ないです!ぜひドンドン使ってください!」とのことであった(笑)!

無事に着火完了!もちろん大きな薪は入らないので、細かい枝をメインに燃やしていくのだが、煙突のような形状のおかげもあり火力が強い!これは十分料理にも使えそうだ!

いい感じの火が作れたところでランチの準備を開始することに。今回のメニューは餃子である。・・・あれ???前回も餃子食べていなかったっけ(汗)?そう、前回訪問した栃木県那須烏山市の「おいらの森キャンプ場」で、宇都宮駅で購入した餃子を3食続けて食べていたのだ!今回は・・・たまたま佐野市内で寄った「ヤマグチスーパー堀米店」でおつとめ品に釣られて買ってしまったのだ(汗)。ちなみにこのゴールド餃子は、地元では美味しいと評判の様子。

トップページ – 生餃子の金星食品有限会社金星食品は1965年に餃子の里、群馬県にて創業。妥協しない食材選びを心掛け、地元群馬を中心に国産の素材にこだわった冷凍生餃子を中心に製造。kinseifoods.co.jp

 早速焼いてみる。今回は戦闘飯盒しか持ってきていないので、フタ部分をフライパンとして使用する。フタのフタが無いので・・・飯盒の本体を被せてみる(逆さま状態ですね)。

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 こちらが焼き上がり。カリッと仕上がったけど、フタのヘリが高くてもんじゃのヘラが使いにくく、少し破けてしまった(汗)。小ぶりな餃子で皮は薄め、それなりに美味しくいただきました。

 そしてもう一品、こちらはシューマイ。正式名称は『チャルメラシューマイ』と言う。シューマイというと豚肉が多いが、こちらはデンプン(じゃがいもなどからとれる)と玉ねぎをベースとした物をワンタンの皮で包んだ感じの地元の味。

ネチャッとして少し歯ごたえのあるようなデンプンの食感。うまいかというと・・・不味くはないけど、私は似たようなものでもっと美味いものを知っているのでどうしても比較してしまった。

似たようなものというのは、桐生市のソウルフード『コロリンシュウマイ』である。こちらは手作りの味わいがありめちゃくちゃ美味い。ねっちりとした食感に玉ねぎの甘みがあり、ソースにもとても良く合う。コチラのコロリンシュウマイは昔仕事で取材をしたことがあり、店主の並々ならぬ熱意を2時間以上にわたりお聞きしたのを今も覚えている。

早朝から仕込み、それを自分で売り歩く(店舗販売もあり)と言う製造から販売まで全てを行っていた方で、美味しさの追求もものすごく、まさに唯一無二の味を生み出していた。今も私は桐生市に行くと必ず買ってしまうり今は娘さん御夫婦が継いでいるようであるが、その味はしっかりと引き継がれている。

コロリンシュウマイ公式ホームページcororin.aikotoba.jp

こちらはチャルメラシューマイ。似た感じだけど、個人的にはワンタンの皮はいらないかな?あと少し小ぶりである。そして味的にはコロリンシュウマイには及ばないかな?雰囲気は味わえるけど。

そんな地元グルメをつまみながら、勢い余ってボトル買いしたウイスキー(ジムビーム/ヤマグチスーパーで安かった)をソーダ割りで飲むのであった。

(後半へ続く)

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