キャンプ場から登る山は見晴らし最高!浅間山(佐野市)

浅間山

皆さんこんにちは、孤独ソロキャンパーです。

今回は登山の回、と言ってもDANRAN316奈良渕アウトドアフィールドでキャンプした際に近くの山を登った際の詳細記録だ。

はい、こちらが今回登る浅間山(せんげんやま)。浅間と付く山は、富士山信仰の山に多い。ここから見ると・・・少し富士山風の山体ではあるかな?・・・無いか(汗)

奈良渕の住宅街を抜けて麓にある神社へ。ちなみにこの下の画像までは、登山当日ではなく前日に下見した際の画像である。

こちらが小枩(こまつ)神社。大きな神社ではないが、地元の人が大切にしている氏神様であろう。

今回登るルートは上記の説明の通り、神事で使われる道でもある。梅雨明けの土曜日に行われる火祭りで、山頂に積み上げられた藁や木々に神官が火を点ける。すると人々はその火を松明に移し一斉に我が家を目指して駆け下り家を一周する、というものだ。

この日は梅雨前なので火祭りとはなんの関係もない日なので、落ち着いて登ることができそうだ(笑)。

ここから登山当日の画像、登山開始!

しばらく進むと山肌が露出した地面となる。こんなところを駆け下りるのは危ないだろうな(汗)。

しばらくはそれなりの角度の岩の道を登ることとなる。距離は短い登山ではあるが、それなりに登りごたえのある面白い登山だ。

しばらく進むと階段が。

画像がブレてスミマセン!この辺までくると階段と神社にありそうな石碑のような物が点在している。その先には鳥居もあった。山全体が神様というのがよくわかる。

こんな場所も。どっちを通ればいいのか?歩いた感じ左側が正解のようであった。

さら進むと少しなだらかな場所に出る。このあたりは木々も低くなり周囲が見渡せる。山頂まではあと少し!

登山道真ん中に大きな岩が。左右どちらから行くべきかと少し悩み右をセレクト。

最後の登道も岩岩している。ココを上がればもう山頂だ。

山頂が見えてきた!あの東屋のある場所だ。

無事登頂!標高181m、150mくらいの標高差であろうか。時間にして20〜25分くらいかな?この東屋裏側に小さなお社があったので、こちらに登頂の挨拶をした。

しかし低山にしては眺めが良い!関東平野がよく見える。それもそのはず、ここはなだらかな関東平野の北の終わりの地点の一つ。ここから南には山がないのだ。ちなみに手前にある茶色いものは恐らく火祭りの際に木々に火を点ける場所ではないだろうか?

奥に見えるのは三毳山(みかもやま)。あちらも低山であるが、山全体が公園化している。昔一度登った事があるが、どんな山頂の眺めだったかな(汗)?

北東側には去年の秋に登った太平山が見える。あの山も信仰の山で太平山神社がある。あの山の中で一番標高のある晃石山で400mちょっとと、この浅間山よりも倍以上高い。

北側には唐沢山、標高242m。山頂に唐沢山神社がありココにも昔登ったことがある。唐沢山はもともとお城があった場所でもある。

南側を見るとキャンプ場のあたりが見えた。あそこから登ってきたんだな〜・・・そんなに遠くないけど。さらに奥のほうが佐野市の中心地となる。

帰り道は唐沢山側に降りて戻ろうかと思ったが、あまり通る人がいないのか、倒木があったり半獣道状であったのでやめることに。こちらからだと5分くらいで舗装道に出れるようだ。

帰り道はなだらかなあたりまでは見晴らしが良く、景色を楽しみながらの下山に。しかし、なだらかな場所の終わり地点あたりまで戻ってくると・・・「ブーンッ!!」とものすごい羽音が(汗)!超デカい黒いハチが!ウワーッ!と間抜けな様相で一心不乱に駆け出す!

慌てて神社のあたりまで駆け降りて下山(汗)!なだらかな地点から5分もかからないくらいで駆け降りてしまった(笑)!ハチのおかげで(?)火祭り体験までできてしまった(汗)!意外とあの岩岩した登山道は、走れるな(笑)!

神社南西あたりから浅間山を見ると、雲の効果で太陽が大きく見えた。低山ながら歴史も人の営みも、そして素晴らしい眺めと、中々面白い山だった。・・・とゴミを拾いながらキャンプ場に戻るのであった。

■いいところ

市街地から簡単にアクセスできる。電車でも東武佐野線「堀米」駅から来れる。そしてこの山だけでなく、唐沢山〜太平山とセットで登れば1日低山の旅が楽しめる。太平山も少し距離があるが駅を利用できる。

そして標高181mとは思えないパノラマが楽しめる。ここは関東平野から佐野市に向かって北上すると一番最初にある山の一つなので、南側に視界を遮るものは無い。低山だけど素晴らしい景色を堪能できる。

そして火祭りが行われるなど歴史的にも面白い山だ。北側の唐沢山、そして太平山と全て信仰の山、全てを縦走したらご利益がありそうだ。特別に(?)駆け降りたけど、予想に反してそんなに危ない感じもなかった!山中にはゴミも落ちてなく地元の方に大切にされている事を感じた。麓の神社もとても良く手入れされている。奈良渕の人々の気持ちが伝わってきた。

■個人的反省点

今回は久々にキャンプ場を抜け出しての登山となった。たが実は予定にはなかった。来ることになったのは佐野にやって来る途中に山頂に登山道がある山が見えたのだ。後でわかったのは、見えていた登山道は高い木々の無いなだらかな地点だった。

それを見て(あれはなんだろう?)と興味を抱き、前日に散歩がてら近づいて確認をしたのであった。面白そうなので登ってみた、そんな程度の動機であった。

しかし、そんな程度の動機が思わぬ発見をもたらすものである!好奇心を持ち、行動を起こすかどうか。これは大きな分かれ道である。興味を抱くも動かない人の方が多いと思う。しかし、特に予定もないのであれば、好奇心の赴くままに動いてみるのも良いものだと思う。今回行動をしなければ、あの山頂からの眺めは見られなかったのだ。

予定通りにキチキチ過ごすのもいい、人によってはその予定が狂う事自体嫌な人もいることであろう。しかし、ソロキャンプは時間をどのように使ってもいいのだ。私も普段は計画を密に練るタイプではあるが、特にソロキャンプの場合は、キャンプ場でどう過ごすかあまり考えていない。

それもそのはず、ソロキャンプの醍醐味は『自由』なのである。特に私はB型の水瓶座、属性は風・・・と、まさに自由人として生まれてしまった(笑)!だから時間的に余裕を持って好奇心の赴くままに動ける「遊び」を持っておいたほうが、旅はより楽しめるのだ。

あなたも自由なひとときのために、そんな余裕を持ってみてはいかが?

さてさて、次なる自由を求める場所は、以前ソログルキャンをした友人とのキャンプだ!自由気ままに過ごせる友人との気を使わない時間・・・。どうぞお楽しみに~!

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