南アルプスが目の前!鹿嶺高原キャンプ場(長野県伊那市)

鹿嶺高原キャンプ場

皆さんこんにちは。孤独ソロキャンパーです。

今回はソログルキャンの回、いつものメンバー(私入れて5名)で長野県伊那市にある「鹿嶺高原キャンプ場」へ。ここは標高1800m超にあるキャンプ場で、10月中旬でも0℃近くまで冷え込むこともあるという・・・ので、冬キャンプの装備で訪問することとなった。

今回は中央道「諏訪南IC」近くにあるスーパー「デリシア宮川店」で待ち合わせ。私とEさんは中央道の渋滞を避けるため、東武伊勢崎線「北越谷」駅で待ち合わせて、東北道~圏央道~関越道~中部横断道で「佐久南IC」へ行き、白樺湖を抜け茅野市まで抜けるルートを取ることに。お陰で予定の11時前には到着できそうであった。ところが!もう一台のMくん、Aさん、Oくんは中央道の渋滞にガッツリとハマり、到着が1.5時間ほど遅れてしまった。ただ、そのおかげで時間つぶしにビーナスラインをドライブすることができた!ついでに前から気になっていた霧ヶ峰にあるキャンプ場の下見もできた!

デリシア 宮川店たのしい・ときめきをお届けするお客様の笑顔

さてさて、デリシアで買い出しを済ませキャンプ場へ。ここからキャンプ場へはまだ長い道のり、高遠方面へ国道152号線で南下し、更にキャンプ場へ続く山道を走り・・・14時半ころに到着するのであった。

管理棟である雷鳥荘でチェックインを済ませサイトへ。今回はソロサイトのB(定員2名)とC(定員3名)を予約。駐車場からはちょっとした山道を200Mくらい登る必要があった。なので私は自分の荷物はソロキャンプ時のマイルール通りに1回で運べる荷物とし、みんなのために準備したものでもう一往復で運べるように荷物を極力減らしてきた。

こちらはBサイト。木々のある林間サイトだ。これは私好みの場所!

こちらはCサイト。明るい芝生があるサイトだ。BとCで見比べた結果、私はBサイトとすることにした。好み、ということもあるが、それ以上にBサイトでないと困る理由があったのだ!

それはこちら↑、ハンモック泊の準備であったのだ。Cサイトは木がないのでハンモックが張れなかったのだ(汗)!なのでBしか私には選択肢はなかった。また、みんなでご飯食べたりする場所もBサイトとすることにした。というのも、Cサイトは傾斜がありあまりみんなで過ごすには適さないかと思ったからだ。トイレや水道にはCサイトのほうが近いが、利便性よりも平らで過ごしやすさを優先した。

こちらがハンモックを張ったあと。タープはいらないと思っていたのだが、若干風があるので夜中に寒いかなと思い不服ながらタープを張ることとした。しかしこれは正解であった!ちなみに今回のハンモックは初登場のギア。いつも使っているDDハンモックのフロントラインXLではなく、ノーマルのフロントラインだ。XLは広くて快適なのだが、荷物が多くなるためこのノーマルサイズのフロントラインを購入したのだ。

ちなみにメルカリで中古美品を購入。ハンモック本体(18,000円程度)とコンプリートウーピーサスペンションシステム(ウーピースリング&ハガー&カラビナのセット/8,500円程度)、スリーブ(2,500円程度)、3.5×3.5タープ(16,000円程度)、そしてアンダーブランケット(15,000円程度)のセット(約60,000円相当)を、なんと優しい出品者様のお陰で35,000円で購入できたのだ!しかも超キレイ、アンダーブランケットに至っては新品であった。大切に使っていたのがよく分かる品物であったのもうれしかった。

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ちなみにDDハンモックの導入を検討しているのであれば、コンプリートウーピーサスペンションシステムとスリーブは絶対に購入したほうが良い。私はフロントラインXLでもそれらを購入したが、これらがあると無いではハンモックの手軽さが全く変わってしまうのだ。

ウーピースリングは純正のロープに対して軽く、長さ調整もとても簡単になる。ハガーとカラビナは木と結びつける際の手間を大幅に省る上に、外れにくく軽量化もできる。そしてスリーブは設置と収納が格段に楽になるのだ(詳しくはアマゾンなどのページで確認してね)。ハンモック本体と合わせると2.5~3万円くらいの出費となってしまうものだが、これは後々良かったと思える日がかならず来るので買ってください。

カモ柄にこだわったわけでは無いが、DDハンモックの定価自体もはカモ柄のほうが高い。実際に木々に取り付けてみると、グリーンのハンモックに比べてカッコイイ!・・・気がする。超自己満足の世界だが、このカモ柄にして良かったとこの時に感じた。

※私のもう一つのDDハンモック フロントラインXLについては以下でご紹介しているので、よかったら見てください!

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・・・さてさて、私の無駄遣い報告はこの辺にして、続きをどうぞ(汗)。

こちらは同じBサイトに張ったOくんのNEWテント。こちらも新規購入(中古)したものとのことだ・・・私と同じく無駄遣い派(失礼)!MSRのエリクサー2、2220gと前のモノに比べ軽量化を図ったとのこと。以前はワンポールテントを使っていたが重かったようだ。

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この他Oくんは私がオススメしていたサーマレストのマットも新規購入していた!真冬でも使えるネオエアーXサーモ・・・なかなかの奮発ぶり!

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キャンプにハマると必ず突入するのがギアへのこだわり。最初は何でもいいや的に買っても、実際に使うとイマイチなところや自分に合わない点が見つかり、他のギアに目移りするものだ。そして次から次へとより良いものを求めて・・・泥沼にハマってしまうのだ(汗)!もちろん私もどっぷりハマってます!

木々に隠れてはっきりと見えはしないが、BサイトからAサイトに続く道の方に出ると南アルプスの山が見えた!雲に少し隠れているのは、私が白馬岳の次にチャレンジしたいアルプスの山「仙丈ヶ岳」だ!来年は白馬岳に再チャレンジなので、早くて再来年かな?

さてさて、みんなそれぞれのテントを張り終えたところでBサイトに集合し、夕食の準備を始める。今回は拾い薪だけでは賄えない可能性があったので、私の近所にある薪屋さんで2束購入し持参した。しかしそれなりに天然薪が落ちていたので、無くても間に合ったかもしれない。やはり天然薪のほうが雰囲気あるしね。

今回のソログルキャンプでは、各自それぞれ1品づつ料理を用意してみんなで分けることとした(私は多めに用意した)。これまでは私が全部準備してみんなで食べていたのだが、よりソロキャンプを味わってもらうためこのようにしたのだ。

また、今回はそれぞれが焚き火台を準備してきた。個々で料理できるだけではなく、暖を取るのには眼の前に一台づつある方が断然温かい!焚き火には個々のこだわりもあるし。私はライターや着火剤を使わず火打ち石かファイヤースターターで着火をするこだわりがある!できるだけ現代の着火法を使いたくないのだ。今度は木を擦る着火にチャレンジしてみたい。

こちらはOくんが持ってきたスモーク用の一式。ガス代にスモーク台、そして風防だ。今日のために自宅でかなり練習をしてきたらしく、新規購入のスモーク台は結構年季が入ったように見える。普段は口だけで手が動かない彼(失礼)にしては、かなり張り切ってやっていた!しかし今回がアウトドアでの初チャレンジで、スモークチップに火がついて炎上したりと、苦戦しながらスモークをしていた。

こちらはOくん製のウィンナーのスモーク。ウィンナーってすでにスモークされている食べ物では?・・・と野暮なことは聞かず、Wスモークウィンナーを楽しんだ。

こちらは玉子の燻製。これは燻製らしく玉子の白身のまわりがキュッと引き締まり、美味しく仕上がっていた。このほかチーズの燻製も、同様にまわりがキュッと引き締まり美味しくできていた。苦労の末美味しいものができたので、これだけの機材を運んだ価値はあった!

こちらはMくん。味噌煮込みうどんを作ってくれた。日が沈むと一気に気温が下がり、温かいスープものは美味しかった。結構煮込んだので味がしみていた。

こちらは私のつくったおでん。大根、こんにゃく、ちくわ、牛すじ、厚揚げ、そして玉子というラインアップ。昆布だしベースのおでんだしを作り、煮込んで火を落とし味を染み込ませる、という作業を3回繰り返し、しみしみ状態に仕上げたものだ(味はがしみ込むのは火を消したあとが一番しみ込む)。玉子と厚揚げが写ってなかったな(汗)。

ちなみにEさんはグリーンカレー、そしてAさんは蒸し野菜、そして私は他にブロッコリーとエビの自家製マヨサラダ等を作っていたのだが、それぞれ調理に夢中になり・・・みんな撮影をし忘れてしまった(汗)!紹介できずごめんよ!

サイトからトイレに行く途中、西側には伊那市方面の夜景が見えた。ここは夜景も楽しめるのだ。東は南アルプス・・・だが、残念ながら夜中は見えない。

月が出ていたのだが、星もよく見えた。このキャンプ場の北側には、私が8月に訪れた「マナスル山荘天文館星のキャンプ場」があるのだから、このあたりも星がよく見えるのであろう。雲も少しあるが、やはり長野の高原で見る星はキレイだ。

真っ暗・・・いえいえ、良く見てください!星たちが写っているんです!トイレに行く途中のフリーサイトで、ものすごい大きくてゆっくりした流れ星が南の空に見えた!「あ、流れ星!」とそばにいたファミリーキャンパーのお母さんの声に、つい「今の、すごかったですね!!!」と反応してしまった(笑)!

このあと10時くらいには火を落とし、それぞれ就寝準備へ。私はハンモックなので湯たんぽを準備し、ナンガオーロラライト350に包まれて夜を過ごす・・・はずだったのだが!ハンモックに入り横になったと同時にそのまま寝てしまったのだ。今朝は2時半頃ワクワク早起きしてしまいその後眠れず・・・という寝不足状態だったのだ(汗)!

・・・深夜2時頃、目を覚ます・・・もちろん寒いから(悲)!コンタクトも外していないし!寝袋に入って再び寝ようとすると・・・「コーン!」と、木で石を叩いたかのような乾いた音がサイト内に響いた。何の音だ?しかし風よけのためタープがあったのでまわりは見えない。耳を澄ましていると、「ザザッ」と足を引きずるような音が・・・そのまま奥のAサイトの方に消えていった。何だ、Aサイトの人が通っただけか・・・。

しかしAサイトからトイレに行くのであれば、Bサイトを通るのは遠回りだ。ここを通るのは駐車場に行く場合のみ・・・。何の足音だったんだ?・・・しかし深く考えるとまた眠れなくなってしまうので、Aサイトの人が駐車場に行ったことにして寝るのであった・・・ZZZ(ちなみにOくんは全く目が覚めること無く朝まで寝ていたそうだ)。

翌朝は5時過ぎに起床。同じBサイトにいるOくんはまだ寝ている。私は一人まだ暗さの残る中トイレに行く・・・と、昨日夜景が見えた木々の合間から、今朝は雲海が見えている???よく見える雷鳥荘のテラスまで行くと、見事な雲海が広がっていた!広い伊那谷に現れた雲海、手前の高遠の街のあたりは見えていたものの、奥の中央アルプスの山々に近づくにつれ濃くなっている。まるで中央アルプスの方から流れ出ているかのような雲海であった。

その足で展望台へ向かう。展望台には2~3名人がいたが、まだ日の出まで30分近くある(山の上に太陽が現れるまで)。その後少しそこにいたものの、どんどん人が増えてきたので私はササッと撮影しこの場を離れた。

帰り道に南アルプスの山々がよく見えるAサイトを通り帰ることに。こちらはサイト利用者しかいないので人がいなくて静か。しかし眺望は素晴らしい。このサイトは大人気で取れたらとるつもりであったが、週末の予約を取ることは難しかった。

Bサイトに戻るとEさんがやってきた。その後近くの通路で甲斐駒ケ岳から登る朝日を見ることができた!展望台やAサイトほど見やすい場所では無いものの、朝日を見ることができた!ちなみにOくんは単独で展望台に行っていたらしい。朝日を見るためにフリーサイトの人が多く集まり、展望台では渋滞がおきていたとのこと!落ち着いて朝日を見られて良かった!

朝食は昨日の残り&たどり着けなかったものをメインとすることに。こう見ると・・・私のピコグリルは年季入りまくりだな(汗)。

私の作ったおでんの残りとスープにしめじを追加してスープに。昆布だし&具材のだしがたっぷり出ているのでウマいはず!

こちらは銀杏ごはん。銀杏と塩を入れて炊くだけのごはんだが、銀杏のネッチリ感と塩っ気がウマい!ちなみに銀杏は私が家の近くのイチョウの木の下に落ちたものを拾い集めて、果肉を取り殻を外し薄皮を剥いだもの。←言葉にすると簡単なこの工程が地味に大変!

こちらは昨日たどり着けなかったタンドリーチキン。こちらも私のお手製(前回のキャンプで焼いたのはこの予行演習)。自家製ヨーグルトをベースに数種のスパイスで漬け込んでおいたものを、熾火でじっくりと焼いていく。今回もしっとり柔らかに仕上げることができた!

食後のオヤツはMくんの出番!甘いもの好きなMくんが張り切って焼いてくれたニチレイの冷凍大判焼き(つぶあん)。コンガリと美味しかったが、大判焼きは分厚くてなかなか餡までアツアツにするのは難しかった。前回好評だったたい焼き焼きのほうがうまくできたかな?

こちらは番外編。Eさんが個人的に長野名物「おやき」を焼いているところ。火は固形燃料のため火力調整ができない、また直火焼きだとロウの煤の香りが移ってしまうため、アルミホイルをカマして焼いているところ。私も何度か焚き火でお焼きを焼いて食べたが、コンガリ仕上がってウマい!

↓私が過去に長野県のキャンプ場でおやきを焼いているブログ

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楽しい時間はあっという間。駐車場まで荷物を運んで撤収完了。しかし・・・手前のOくんの荷物の量の多さ!一度で運んだものの、凄まじい量だ!焚き火台、ジェットボイル、ガスコンロ、スモーク台・・・いろんなものを持ってきて大変だったね!

このあと一行は高遠にある「桜の湯」で汗を流し、今回の反省会の後15時半頃に解散。その後3連休の凄まじい中央道の渋滞に巻き込まれ、私が家に着くまで8時間以上掛かってしまったのは言うまでもない!

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さて、それではまとめを。

■いいところ

標高1800m超にあるキャンプ場の魅力は、何と言っても直ぐ側に見える南アルプスの山々。サイトからは見えない場所が多いものの、南アルプスの山々を身近に見ることができる。そして展望台から見ることができる朝日も素晴らしい。また夜間の星の美しさも見逃すことはできない。

ソロサイトはA~Cの3か所あるが、基本的には知らない人と共有することとなる。Aは3名、Bは2名、Cは3名。今回我々が5人であったため、2組に別れてBに2名、Cに3名と予約を入れたので、知っている者同士で使うことができた。しかしここはソロサイトなので、例えばBサイトに大きなテントを張って5人でキャンプする、といった使い方はできない。あくまでもソロサイトであることを忘れてはいけない。

フリーサイトはとても人気で、多くのファミリーやソロキャンパーが楽しそうに利用していた。特に感じたのは、皆さんのマナーがいいのかとても静かであった。トイレなどでフリーサイトに行ってもみんなヒソヒソ声を殺して話しているのか、あまり大きな声を聞くことはなかった。

■イマイチなところ

ソロサイトは全てトイレや炊事場まで距離がある。特に今回私が利用したBサイトは一番離れており、トイレまで3~4分くらいはかかる。またフリーサイトまで高低差があり、戻る際は少し登る必要もある。そしてソロサイトへの道は総じて狭い森の中の道を歩くため、夜間のトイレ利用は真っ暗な森を歩かなければならない。

また、ソロサイト利用者ではない人が散歩にやってきたのか、サイト内に侵入されることが何度かあった。恐らくフリーサイトの方がソロサイトへの通路を散歩道と思って通っていたのだろう。特に立ち入り禁止とはなっていないものの、他人の利用しているサイトに侵入しているという意識は持ってもらいたい。朝日の時間帯にソロサイトに来る人がいるかもと思ったが、さすがにそれはなかったので良かったが。

あと、このキャンプ場は一番近い高遠の街までも30分以上はかかるので、キャンプ場から抜け出して買い物やお風呂に行くのは大変。我々もシャワーでは寒いので(時期的に)高遠までお風呂に行くことも検討したが、遠いのと時間がもったいないのでやめた。

■個人的反省点

今回もとても楽しいソログルキャンプだった。少し寒かったものの凍えるような寒さではなく、ちゃんと防寒対策をしていれば問題はなかった。しかし・・・個人的には寒い思いをしてしまった。それは寝不足のせいで寝落ちしてしまったことが原因だ。早起きのお陰で念入りに準備をできたのでそれはそれで良かったのだが、寝る時に寝袋に入らずリラックスタイムに突入してしまい・・・そのまま夢の世界へ。面倒でもいつ寝落ちしても良いように寝袋に入らなければならなかった。

今回始めてDDハンモックのフロントライン(ノーマルサイズ)を使ったが、特に寝にくいというようなことはなかった。フロントラインのXLは縦300cm横180cmに対し、ノーマルは縦270cm横140cm。身長183cmくらいの私が2つの差を強く感じたのは長さであった。ハンモックは吊るす木の方に向かってすぼまっていくので、足元や頭のあたりが狭く感じる。XLのほうが長い分足と頭に広さを感じ窮屈感はなく足を動かすことができるくらいの余裕がある。だがノーマルは全身はビシッとハンモックに包まれているような感じであった。しかし不快ということは無く、むしろハンモックの快適さの要因でもある包まれ感をより感じることができ、快適に過ごすことができた。そしてコンパクトで軽いので、携帯性は断然ノーマルのほうが上。訪問先で使い分ける感じになるであろう。

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もう一つ、ハンモックで初めてアンダーブランケットを使ったが、これは正直あまり温かいと感じるほどではなかった。これまでの冬のハンモック泊ではサーマレストのネオエアーXサーモをハンモックの中に入れて使っていたのだが、そのほうが寒さを感じることはなかった。しかもアンダーブランケットは大きいので、空気を抜けばコンパクトになるエアーマットのほうが荷物が少なくて済むメリットもある。

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今回はみんなが色々考えて料理をすることにしたが、それぞれが楽しみながら課題を感じることにもなったようで良かった。傍で見ているのと実際にやるのでは全く違う。自分でやってみないと焚き火調理の難しさと魅力はなかなかわからない。傍から見ると簡単そうに見えてしまうからだ。

つい人の失敗を見ると「なぜこんなことができないだろう?」と、自分ができるわけでもなく思ってしまう。そしてやったこともないのにさも自分ができるかのように感じてしまう。しかしどんなこともそんな簡単なものではない。頭でわかっていても、やはり実践してみなければならないのだ。頭1:実践9くらいだろう。結局身につけるということは勉強だけでは無理で、実際にやって失敗して、検証してもう一度チャレンジ・・・その繰り返しのうちにコツをつかみ、やっと自分の技術となり経験となるのだ。

これはキャンプだけではなく、スポーツも勉強も修行も遊びも仕事も・・・人生で人間が成長して行くにあたり、避けて通ることのできない道のりだ。この作業を乗り越えていない人が、人の失敗を見て笑ってしまう。その苦しみ、大変さは乗り越えた人にしかわからない。勉強と経験の積み重ねだけが人にものを伝えられる力となるのだ。

頭でわかった気になってないで、または頭でイメージして諦めないで、まずはチェレンジをしてみよう!自分の可能性は実際にやってみなければわからない!意外な才能が見つかる可能性がある、どんな天才もエリートも、プロフェッショナルも、最初は必ず初心者なのだ!!!

さてさて、今回のソログルキャンプとは全く関係のない話になったところで今回はおしまい。次回は登山の部、福島県南会津町にある秘境の山にチャレンジ予定!お楽しみに~!!!

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