絶景富士見ルート!金冠山〜達磨山

11,静岡県(登山)

皆さんこんにちは、孤独野営人です。

今回は1泊2日でツレと伊豆登山遠征の旅!

初日は伊豆山稜線歩きの一部、金冠山と達磨山

2日目は百名山の天城山へ。

1日目の9時頃、戸田峠の駐車場をスタート。

まずは金冠山を目指す。

こちらが金冠山。

駐車場からすぐそばだ。

山頂までの道は半分舗装道、半分は整備された階段。

スニーカーでも登れてしまう所だ。

駐車場から15分程度で山頂へ。

山頂では海越しの富士山がお待ちかね!

これは美しい富士山が見られる場所だ!

しかも超手軽に登れてしまうし。

実際スニーカーの観光客といった雰囲気の人も何名かいた。

こちらは南アルプスの山々。

左側は赤石岳や荒川岳、右の方は北岳(尖っている山)、間ノ岳(北岳の左)、塩見岳などが見えているのだろう・・・たぶん。

富士山(1位)、北岳(2位)、間ノ岳(3位)・・・と日本の標高ランキングトップ3を一気見できてしまう!

そして海をはさみ箱根の山々も!

名峰の数々を楽しめるスポットだ!

・・・しかし、簡単に登れてしまうだけに登山としては物足りない。

続いては駐車場に戻り達磨山へ。

伊豆大島でもよく見かけた低くウネウネした木々が。

伊豆半島はフィリピン海プレートにあるし、地質的には日本列島よりも伊豆諸島に近いのだろう。

伊豆半島西側からの強風で高く成長せず横に伸びるとか。

こんな木々が伊豆の山に多い。

後に調べたら、ツツジ科(アセビ、シャクナゲなど)のようだ。

そんな場所を抜けると、伊豆山稜線歩きらしい木々のない眺望の良い道に!

振り返ると富士山が!

なんと素敵な登山道だろうか!

この先は小達磨山へと向かう階段の急登!

階段がなければまっすぐに登らないだろうという場所(汗)

そんな絶景を堪能しながら、達磨山手前にある「小達磨山」へ。

残念ながらここは眺望なし。

少し進むと目指す達磨山が見えてきた。

西側(上の画像右)が駿河湾、この日も強い風が吹いていた。

この強風のため木が育たないのだろう。

ちなみに達磨山という名前は、坐禅した達磨大師に似ているということからつけられたそう(逆向きかな?)。

達磨 – Wikipediaja.wikipedia.org

途中西伊豆スカイラインを少し歩くが、戸田の港が眼下に見える!

西伊豆スカイラインのあたりは風よけになってくれる木や笹がなく、強風がモロに吹き付ける!

もちろん2月なのでその風は寒風だ(汗)!

寒いのでさっさと先を急ごう!

達磨山へは笹の登山道の階段を登る。

このルート上は階段が整備されている場所が多い。

歩きやすいのだが・・・まっすぐに登るので急登、とても疲れる(汗)!

しかしこんな低い笹でも、あるだけで風よけになってくれる。

そして達磨山山頂に到着!

いや~階段登りがきつかった!

階段は自分の歩幅に合わせにくくとても疲れる(汗)。

こちらが達磨山山頂からの富士山。

いや~、絶景ですな。

ちなみにこの日は2月23日、「ふじさん」の日という事を後に知った。

全く何も考えていなかったが、たまたまそんな日に富士山をたっぷり見ることができた。

普段は東側からの富士山を見慣れているので、南側から見るのは新鮮。

手前に見える山は愛鷹山、昨年6月にこの山の裾野にある「丸火自然公園グリーンキャンプ場」に行ったな。

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南側を見ると少し雲がかかった天城山が。

明日は天城山に登るつもりだ。

というかこの旅自体天城山登山がメインだけど!

左端のピークが万二郎岳、そして中央辺りのピークが最高峰の万三郎岳だろうか。

雲がかかっているということは・・・雪が降っているのかもしれない。

さて、それではお待ちかね、山頂ランチ!

今日のメニューは無印良品のカレー(ダール)と小西のアルファ米。

山頂で食べるご飯は最高な上に、今日の山頂は360°の絶景が広がる!

周りを見ると、たくさんの登山者がランチを楽しんでいた(そんなに広くないけど)

そんなランチを楽しみ、戸田峠に戻ることに。

戻る道の眼の前には、ずっと富士山がいてくれる!

これは絶景富士見ルートだ!

達磨山に登ったはずだが、目が行くのは富士山ばかり(汗)。

小達磨山を過ぎたあたりの岩場と富士山。

ちょっと富士山の雲が増えてきたが、それもまた美しい。

しかし日本人は富士山が好きだな。

日本人の大好きなものベストスリーを上げると、

富士山』『桜(秋は紅葉)』『温泉

の3つかな(地域差はあるかもしれないが)?

そんな稜線歩きもあと少し。

ちなみにこの季節、朝は足元がカチンコチンに凍っている。

だが日中には溶け出して・・・グチャグチャ状態に(汗)!

帰り道はニュルニュルと滑る足元に気をつけながら歩いた。

もちろん靴はどろんこになってしまった!

多くの登山者がこのニュルニュル地帯で足を取られていた。

戸田峠の駐車場に戻る。

いや~、富士山を満喫する登山であった。

というか、富士見登山ルートと言ってもいいだろう。

それではまとめを!

■個人的反省点

今回は翌日に控えた天城山登山のため、軽く登っておくか・・・くらいの軽い気持ちで登ってしまった。

伊豆山稜線歩きというので、ハイキングコース程度に考えてしまった。

実際そのような雰囲気の場所もあるが、階段の急登が多い!

小達磨山手前の長い急登、そして達磨山へ一気に登る急登・・・。

そして足元ニュルニュル地帯・・・

スニーカーの人がいたが、ほぼ歩行不能になっていた。

舐めていた私は・・・かなり疲れた(汗)!

しかし、気づいたのは階段は歩きやすいようにと整備されたものだが、

歩幅や一歩で上がる高さは人それぞれ。

この階段があることにより自分のペースで歩けなくなってしまっていると思った。

特に階段の幅のせいでずっと片方の足で登るような場所も。

歩幅調整して左右でバランスよく登れるようにと考えて登る必要もあった。

正直、登山ルートにはこんなに階段はいらないのでは?と思った。

過去に登った山にも階段が整備された山が多くあった。

棒ノ折山などは崩壊している箇所が多く、障害物となっているだけであった。

しかし、崩壊したあとはその階段を避ける道を作る。

そしてその道のほうが歩きやすい。

階段ではないので、歩くペースを自分に合わせられるからだ。

私は「階段登り」に来ているのではなく、「登山」に来ている。

個人的な思いはあるが、登山道の階段は管理も難しい上に厳しい自然にさらされ崩壊も早い。

自然のあるがままの山を登れるようにしたほうがイイと思う。

最低限登れるようにロープやチェーン、はしご、足場があるくらいで。

その思いを更に感じたのは翌日に訪れた天城山であるが・・・それは天城山の時に!

そして今回は圧倒的なスケールの富士山の美しさを堪能できた。

今回の登山では外国人をほとんど見かけることはなかった。

お陰でさほど混んでいないのでじっくりと登山と富士見を楽しむことができた。

だが、ここの魅力が外国人観光者に知れたら、こんな快適に富士山を見られなくなってしまうかもしれない。

日本中で話題になっているオーバーツーリズム・・・。

ここもいつ飲み込まれてもおかしくはない。

金冠山は戸田峠駐車場から、達磨山は西伊豆スカイラインから簡単の登れてしまう。

登山靴でなくても15分程度で登れてしまう2座。

戸田峠や西伊豆スカイラインに大型バスや路上駐車・・・そして道は人で溢れ富士山前でポーズし撮影(汗)

そうならないことを望むが・・・

さて、それでは伊豆登山の旅1日目の報告はこのあたりで。

次回は2日目、いよいよ百名山の天城山へ!

お楽しみに~!!!

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