(後半)念願の再訪!ワイルドフィールズおじか

キャンプ

ワイルドフィールズおじかの後半です。

温泉から戻ってきて超ポカポカ!塩原温泉の効果半端ないな!と、気持ちよくなったところで夕食スタート!!!

宴のはじまり!ソロではほぼ登場しないサラダからスタート(嫌いだからではなくなんとなく)!レタスやその他野菜は自宅で洗って小さくちぎっておいたものを持参。現地で盛り付けるだけの楽ちんクッキング!シンプルに塩コショウとパルミジャーノ・レッジャーノを細かくしたのを散らしただけ。

そしてこちらは前回の八風平キャンプ場のときに立寄ったスーパー『しげた』で購入した「えりキムチの店」のキムチ!これは驚くほどうまいので残りを持参してしまいました!

重田ストア · 〒379-0111 群馬県安中市板鼻1丁目5−11★★★★☆ · スーパーマーケットgoo.gl

えりキムチの店 · 〒379-0115 群馬県安中市中宿62−6★★★★☆ · スーパーマーケットgoo.gl

今宵のメインディッシュは自分で串打ちした焼き鳥!串打ちは意外と簡単にできる上に、市販の焼鳥用の串打ちされた物より安くてうまいので、最近は自分で作っているのだ!まずは手羽先とネギマ!手羽先は2本の骨をねじって抜いてあるので、そのままプリ~ンと食べられちゃう!ネギマは鶏もも肉の筋を抜いて、部位ごとに分けてネギと串打ちしたもの。

焼き上がったネギマとピーマン。ピーマンはツレの要望で用意!熾火&炭でじっくり焼いたので、肉は香ばしくかつふっくらしていでうまい!特に画像に無いけど手羽先は今まで食べたことのない美味しさ!まわりはパリパリ、中はふっくらジューシーで、炭の香りもあってかスパイシーな感じがして、まるで唐揚げのような感じ(でも唐揚げでは味わえはないあっさりジューシーな感じ)!

その他ガンガン焼くぞ~!もご手前が美味しさのあまり画像を取り忘れた手羽先です、一応(汗)。鶏モモ、アワビ茸、そしてこちらも手作りのつくね、ズッキーニなどなど!このアワビ茸は前の八風平キャンプ場の帰り道に群馬のファームドゥで買ったものだけど、かなりうまい!何故か塩味がする感じがあって(何も味付けしていないのに)、さらに塩も何もなく焼いただけできのこの旨味が凝縮したような感じがあり超~うまかった!このきのこで出汁を取れるレベルに旨味がある。

ファームドゥ 農援’S 安中店 · 〒379-0135 群馬県安中市郷原281★★★☆☆ · 農業用品店goo.gl

こちらが寄り気味のショット。アスパラを追加してます!つくねも自作品。今回は鶏もも肉と鶏胸肉を自分で挽いて作ってみた。しかしヘルシーにしすぎたのか、香ばしくうまかったけど少しパサついてしまったので研究の余地あり!一人7~8本+焼き野菜だったけど、肉肉しいためかお腹が膨れてしまった!

夜はだいぶ冷え込んで恐らく5度以下になったのであろうけど、塩原温泉のポカポカ効果が半端なく、シャツ一枚でずっと外にいることができた(ツレは寒くて着込んでいたけど)!気づけば10時すぎ、周りの皆さんはまだ楽しんでいる様子だけど、本当に静かでマナーが良い人ばかりだ!GWや夏休みといえば、一組くらい残念な人たち(笑い声が深夜に響く、音楽を鳴らす、注意に逆ギレ・・・)が登場しそうなものだけど。

・・・と、ぐっすり休ませてもらい爽やかな朝を迎えることに。日の出とともに起床。夜の間、ずっと「キ〜、キ〜」と、静かにブランコのような音が響き渡っていたので、「キャンプ場にブランコってあったっけ?」とツレと話していたけど、これは鳥の鳴き声と判明。ブランコは無いため「ブランコの霊では?」とありえない話になり、恐ろしくなりスマホで調べたら、「トラツグミ」という鳥の泣き声であった(ホッ)。

夜中にか細い声で鳴くので別名『鵺(ヌエ)』と呼ばれることもあるとのこと。ヌエとは、妖怪・化け物だよな〜(汗)、確かにあの泣き声は、妖怪がブランコに乗っているような、さみしげな音(声)であった・・・。

鵺 – Wikipediaja.wikipedia.org

トラツグミ – BIRD FAN (日本野鳥の会)夜に笛の音のような声で「ヒー、ヒョー」(さえずり)と鳴く。 全長:30cm 山地の林で繁殖。 根雪のない地域で越冬。 飛ぶと翼の裏に白い帯。 奄美大島の亜種オオトラツグミは、アカハラのような美声でさえずる。数が少なく絶滅が心配されている。www.birdfan.net

朝は眼の前の男鹿川周辺で散歩することに。皆さん早起きで犬と散歩している人などいた。奥に見えるのは那須方面、男鹿岳はどれなのかな~(結局分からず(汗))。

散歩から戻り朝食を作ることに。今朝のメニューは私の手作りのトマトソースをベースとしたトマト雑炊をメインにすることに。玉ねぎの甘味を引き出してさらにトマトの種を抜いてなめらかな仕上がり(ただ種アリのほうが好きな人もいる、私も嫌いではない)。昨日余ったパルミジャーノ・レッジャーノを入れると美味かった!これは連れに大好評であった!

昨日の残りの焼き野菜加えてサラダにシンプルに塩のみで頂いた。

そしてウインナーをプラス。焚き火のウインナーは何故か最高にうまい!家ではこの美味しさ絶対に出せない。極論ウインナーだけでもキャンプめしを楽しめると思う!

贅沢な朝食を満喫、食後はのんびり撤収を開始することに。気づけばあっという間にチェックアウトの時間。もっといたいよ~!No.4サイト、最高ですな!また来るよ〜!ちなみにこのキャンプ場は連泊する人が多い。それだけこのキャンプ場が過ごしやすいということでもあるだろう!

帰りは寄り道して塩原温泉南側にある八方ヶ原に行ってみることに。元々牧場などあった場所らしく木が少なく見晴らしが良い!標高は1250mくらいだろうか?・・・夏ここでキャンプできたらいいな~と思っていたら、帰り道に立ち寄った山の駅たかはらの横にキャンプ場が!ちょっと気になったけど、あまり私好みではなかった(隣のサイトと近くて丸見え)。

八方ヶ原大間々台 · 〒329-2502 栃木県矢板市下伊佐野★★★★☆ · 観光名所goo.gl

ここでランチをすることに。今朝焚き火にブチ込んでおいた焼き芋と・・・

残ったご飯で作った焼きおにぎり。シソがねぎ味噌と相性抜群でうまかった!焼きおにぎりは焚き火でやるとうまいな~。と、キャンプ後も焚き火めしを堪能するのであった!

ちなみに途中で立ち寄った「道の駅しおばら」にあったカフェでジェラートを食べたのだけど、これが超美味かった!いちごとミルクのダブルで食したけど、濃厚ないちご、爽やかなミルクで単品でも、あわせてもすごく美味しかった!

あぐりのかふぇ · 〒329-2801 栃木県那須塩原市関谷442★★★★☆ · カフェ・喫茶goo.gl

と2日間、八方ヶ原と温泉、ジェラートも含めて堪能できたキャンプであった!ソロでは行かないような楽しみもこういう時は楽しんでしまうのだった。

さてさて、それではいつもの個人的な評価を。

■いいところ

何と言ってもこのキャンプ場のプライベート感がなんとも言えない!特に不人気のNo.4サイトは一番端で三方川に囲まれたような立地でプライベート感が高い。このキャンプ場では狭いサイトであるが、4人くらいまでなら十分な広さがある。普通のキャンプ場のサイズより大きいような気がするくらい。

そして広いキャンプ場にもかかわらず人が少ないのがうれしい。区画サイトは8つ、フリーサイトはGWなのでいっぱいだったけど6~9組くらいだろうか?そしてソロのバイカーが3組いたが、あわせても20組くらい。フリーサイトは隣と近くなっていたけど、区画サイトはゆったり。そして抽選になっていたので、本当にここが好きなキャンパーのみが応募したことであろうから、マナーも良い。GWや夏休みでも嫌な思いをせず楽しめる素晴らしい環境のキャンプ場であろう!

■イマイチなところ

個人的にはなにもない!というくらいにこのキャンプ場は気に入っている。あえて上げるなら、駐車場からサイトまで離れていることであろう。No.4サイトは一番奥なので、多分200~300M位離れている。ここまで私は持参したキャリーカートとキャンプ場のリヤカーの2つを使い運搬した(前にソロで来た時はザック一つだったけど)。面倒といえば面倒だけど、そもそもキャンプは私にとって不便を楽しむものであるから、これも一つの楽しみである。昔の夜逃げのような感じをサイトまでの道で楽しめる(ツレは行商のお〇さんのようだったけど)。

■個人的反省点

今回は久々に登場のコールマンのエクスカーションティピーii 325とDDタープの3m×3mのセットであった。カッコつけてDDタープをウイング張りしてみたけど、屋根の頂点の部分にたるみが出てしまい、うまくピンと張れなかった。ちょっと研究が必要かな?

今回は二人だったので荷物は多めだけど、イエティのタンドラ35は大きいかな~(汗)。真夏orオートキャンプ場ならそんなに気にならないけど、運ぶ距離が長いキャンプ場だとちょっと重い&でかい!ソロでも使えるサイズ感で軽いので保冷力が高い物があれば、夏のソロキャンから夏以外の二人キャンプで使いやすいだろうな!

しかし前にも上げたけど、そもそもキャンプに便利さを求めすぎてもいけない。いけないというか、おもしろくない。そもそもキャンプは非日常の「基地」を作って野営するものである(私の持論です)。家並みに便利な環境を求めるなら家で楽しんだほうがいい事になってしまう。少し不便だけど持ち運びしやすいくらいのほうがキャンプらしいのではないだろうか?

電源付きサイトやポータブル電源を使って電気機器を使ったり、家のように家具を用意したりしてしまうと、便利だけど外で工夫して過ごす感じにはならない。好みの問題だからそのようなキャンプを楽しむ人を否定することはしないが、私の方向はいかに人間の知恵と工夫で今置かれた環境を楽しむのか?もしくは快適にするのか?ということがキャンプの醍醐味になっている。その私の方向性にマッチするギアを集めて、少し不便だけど工夫して時間をかけて解決して楽しむようなキャンプにしたい。

自然の中にいるからこそ、自然と調和し、できるだけ自然の中にあるもので工夫し、今日設置した基地で一晩過ごす、というようなことを楽しみたい。そう、昔の旅人が野営しているかのような気分で・・・。馬で旅をしている人が今夜の寝床を探して・・・そうだ、この大きな木の傍らを本日の寝床としよう。日があるうちに薪を集めて水を確保し火を起こさなければ。もしかしたら夜は狼が出るかもしれないから、一晩火を絶やさないようにしなければ・・・そのためには薪をもっと集めて、その薪を積んで一方を壁にして身を守りやすくするといいかも・・・お、いい板が落ちているぞ!これを使って囲いとすれば・・・などと考えて工夫して過ごす一夜。そんな世界に憧れがあるのだ。しかし今の日本ではそんな旅はできない。なのでせめてキャンプ場でそれを体感したい!というのが私のキャンプのイメージである(ソロの場合は特に)!

さてさて、次はソロキャンプに戻り、本当はGWに訪問する予定だったけど、このワイルドフィールズおじかが当選したため日程をずらした、群馬県甘楽町に最近できたキャンプ場を訪問予定!それではまた!

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