キャンプベース安中榛名の後半です。
深夜から振り始めた雨、朝にはがっつり本番の雨に!雨対策に4M✕4Mの大きめのDDタープを設置しておいたので、テントはまったく濡れず。
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雨の中朝食の準備をすることに。風は無風、雨の上風があると吹き込んで濡れてしまうけど、この雨ならむしろ雨がタープに打ち付けるリズムを楽しむことができる!
昨日見えていた眼の前の眺望は全くなくなってしまった!
今朝のメニューはカレー!こちらは事前に家で仕込んでおいたインドカレーのベース。玉ねぎをじっくり炒めたものをベースにコリアンダー、クミン、クローブなどのスパイスで仕上げたもの。まだ具も何も入っていないでこれから仕上げる感じ。言ってみればこれは市販のルーみたいな状態ですな。
周辺にはモヤが立ち込めてきて幻想的な雰囲気に!
野菜をメインに具を入れて、塩などで味を整えていく。
こんなものかな?ちなみに私は若い頃インド宮廷料理をかたるインド料理屋で働いていたことがあり(バイト)、そこでいくつかのテクニックを見て盗んだのだ(詳しくは教えてくれなかったので)!今ちまたでは南インドのさらさらしたスパイシーなカレーが人気だが、こちらは北インドのドロッとしたコクとうまみのカレーといった感じ。
ごはんもいい感じに炊きあがりました!が、おぎのやの釜を使うのを忘れていた(汗)持ってきていたのに~!
まあ、ごはんに変わりはないと、気にせず食べることに。このカレーは日本の一般的なカレーと根本が違い、小麦粉を使っていない。とろみは玉ねぎとスパイスが作り出している。日本式のカレーは小麦粉とバターとカレー粉を炒めてベースを作る(ホワイトソースの作り方と同じような感じ)。インドカレーは玉ねぎとスパイス(カレー粉ではない)をベースに作る感じという違いだろうか?
日本式カレーはイギリス人が当時植民地だったインドのカレーをもとにアレンジして生まれた欧風カレーを、明治維新後の日本に伝授しさらに独自発展したのであろう。間にイギリスを挟んだことにより、味も香りも別物である二つのカレーが誕生したのであろう。しかしどっちにも良さはあるので、どちらかを否定するようなものではない(カレー話で終わるくらい語れてしまうのでこの辺で終了(汗))!
食後は雨音を楽しみながらギアのお手入れしつつ片付け始める。意外とこの時間が好き。ギアをきれいにしたり磨いたりして、その色や質感の変化に気づき、成長を感じるのである!
家の中で使うものはキレイな物がおおく、変化していくこと=古い汚いになるものが多いが、なぜかキャンプで使うものは変化していくこと=成長になる。家の雰囲気がキレイすぎるから合わないのだろう。外だと自然に馴染むもののほうが似合うのだ。
結構地面も雨で滴ってます(汗)。しかし竹林なので、地面の下は竹の地下茎が張り巡らされていて、スポンジ状というか、網目状になっているようで意外と水はけが良い。ので少し高い場所に陣取るればテントの下がビチャビチャになる感じは無いかと。
雨用に長靴を持参。これはFIELDOORの折りたたみできる長靴で、キャンプにはちょうどよい。
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しかし、急いで中身を良く確認せず持ってきた為、カッパの下と思っていたものが全然関係ない登山用のギアであった(汗)。カッパ上と長靴で上下は防水できるのに、真ん中は防水できない状態。
と、アクシデントを楽しみつつ撤収完了。竹林、また来るからな〜!と、お気に入りのサイトと雨に別れを告げ、帰玉(埼玉に帰る)するのであった。
最後にもう一度ネコたち!帰りは雨のせいで表にいなかったので会えなかった(涙)。昨日の画像でお別れの挨拶しておこう!ここは管理棟の前、ウロチョロしていたふたり。かなり人に慣れているようで、逃げることもなく遊んでくれるわ、全く警戒もなく心を開いてくれたのでうれしかった!!
ではいつもの個人的評価を。
■良いところ
ソロ専用のキャンプ場なので静か、さらに竹林サイトを独り占めすればプライベート感も抜群の最高の環境!しかも眺望がありながらワイルド感もあり、居心地が良い。
ここに来た時は何故か雨が多いが、コレまた雨も良いキャンプ場である。雨予報の日はキャンセル料がかからない上にソロ専用キャンプ場のせいか、気まぐれでキャンセルする人が多いのであろう、人が少なくて最高の環境になる!
私が訪問した時は、私の他にソロキャンパー2名とグルキャン一組計3組のみ。しかも竹林サイトは独立サイトなので、彼らとはトイレや炊事場に行く際にしか会うことはない。
自宅(埼玉)からも程よい距離で来やすく、立地も真夏以外ならとても良い(真夏は標高1,000M以上と決めている)。
■いまいちな点
個人的には気にならないが、良い意味であまり手入れがされていない。私がいた竹林サイトは、竹を定期的に刈ってはいるのだろうけど、脇に放置されていて、竹林サイトまでの通路もワイルドに飛び出ていたりする。
炊事場は青空シンクという感じで、ステンレスシンクがポンと置いてある感じ。トイレはクモの巣があったり香ばしい香りがしたりとワイルド感がある(私はキャンプ場で大をしたことがほぼ無いので大は見ていない)。
あまりキレイにされすぎているところは自然な感じがしないので、私はこのくらいの、今かき分けて道を作って、サイト(今夜の寝床)を作ったくらいの感じが好きであるのであまり気にならないが。
シンクも水汲むくらいしか使わないのでそんなに気にならない(洗い物は出さない派/アルコールスプレー&拭取りでお手入れし帰宅後洗う物は洗う)。
トイレは・・・もう少しキレイにしてくれてもいいかな(汗)。
■個人的反省点
今回は時間的に散歩したりする事が無かった。このキャンプ場周辺はのどかな農村といった感じで、プラプラして楽しそうな場所でもある(安中榛名駅付近は山の中では不気味なほどの近代的住宅街であるが)。
テントを設置してお昼食べたりなんやかんやしていたら気づけば夕方。撮影した画像もを見て振り返っても、2時間くらい何も撮影せず飛んでいる。つまりは、ちょい昼寝してしまったのだ(汗)。心地よい風が食後の眠気を誘い、・・・誘われてしまったのであった!しかし、これほど至福な昼寝もないくらいに心地よいのだ!家では味わえない心地よさ。これもキャンプ場ならではの楽しみであるのだ!
とはいえ、活動的に過ごしたい派の私には少しもったいなく感じてしまう(汗)。散策して発見して楽しみたい。好奇心vs心地よいひと時…まあ肩肘張らずにその時の気まぐれで過ごせばいいかな?
このキャンプ場はキャンセルの件でも触れたけど、ソロキャンパーが思うままに気まぐれに過ごすことを最大限に許された環境だと思う。ここにきたなら周りの視線も気にならない(メインのサイトはそれぞれに木の壁が設置され目隠しになっている)。
ついキャンプ場に行くと周りの人の様子が気になってしまうものである。どんなギアを使っているのか、何を食べているのか、そしてそれを自分と比較して見てしまいがちである。もしくは自分が誰かと比較され査定されているような気がしてしまう。みんなそれぞれの趣向で楽しんでいるから比較する事自体意味ないのに。…そしてそんな自分に嫌気がさしてきてしまう。
しかし、ソロキャンパーには同じような人は多いのかと思う。団体なら内側に向く視線が、一人だと外側に行ってしまうのである。だから私はできる限り人目を避けられる、もしくは人が視界に入らないキャンプ場を求めてしまうのである、特にソロキャンプは。
気楽に気まぐれに自由に楽しむのがソロキャンプの醍醐味、このキャンプ場に来ると周りの人が気にならず、そして目線も気にならず、好きなことをして過ごすことができるのだ(マナーの範囲内で)!だから私はここが好きなのだ!気まぐれソロキャンパーの天国と言って良い。
何度かご紹介しているここのキャンプ場の猫たちの姿・・・猫はなんて気楽で自由で気まぐれな生き物なんだろう。ソロキャンパーが求める心理状態は、もしかしたら猫なのではないだろうか?もう一度この画像、見て奥の子のリラックス度(笑)!!
彼らはまさにこのキャンプ場での楽しみ方を教えてくれているのだ!『ここに来たなら人目を気にせず、気楽に自由に気まぐれに楽しみニャさいよ!』・・・と。
さて、それでは今回はこの辺で。次回は埼玉の近場のキャンプ場でのんびり過ごす予定!ではまた!!!
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