(前半)近場で山キャンプしたい!WoodPAL飛駒オートキャンプ場

キャンプ

みなさんこんにちは。孤独ソロキャンパーです。

今回は唐松岳登山で遠くまで行った翌週末。まだ疲れも残る中のキャンプのため、近場で気楽に(安く)過ごせるキャンプ場として見つけた「WoodPAL飛駒オートキャンプ場」をセレクト。飛駒?と言われてもピンとこないだろうが、栃木県佐野市の山奥、群馬県との県境近い場所にあるキャンプ場だ。

元々飛駒村という村があったらしいが、その後昭和の大合併で田沼町に合併、さらに平成の大合併で佐野市と合併したため、かなり佐野市の市街地からは離れたエリアとなってしまったが、れっきとした佐野市なのだ。飛駒という珍しい地名、由来は佐野市のHPによると、飛ぶように早い馬の産地であったからとか。

飛駒|佐野市飛駒地方に古くからある伝承では、「するすみ」「いけづき」という平家物語、宇治川の先陣争いに出てくる二頭の名馬を生んだのが、飛駒地方だといわれています。飛駒とは、飛ぶように走る馬の産地という意味です。 旧飛駒村は近世の上彦間村がそのまま1村になったので、大字に分かれていません。明治初年には下彦間や閑馬と連合して戸長役場を置きましたが、明治22年独立して飛駒村…www.city.sano.lg.jp

周辺を流れる川は「彦間」川と同じ読みでも漢字が違ったりと、地理的面白さも多いエリアである(こんなことも趣味の一つ)。

さて、マニアックな趣味の話はタモリさんくらいしか共感できないと思うのでキャンプの話に戻します(汗)。東北道佐野インターから佐野市街を抜け、「道の駅ど真ん中たぬま」で少し買い出しをしたあと、15kmくらいのんびりした道を走る。キャンプ場自体は佐野インターより北関東道の佐野田沼インターのほうが近い、もっといえばETC限定の出流原PA出入口が最寄り(佐野で降りたのは節約のため(汗))。飛駒のエリアに入り里山を抜け林間部に突入すると現れるキャンプ場のゲート。こんな鬱蒼とした森の中にあるのか?という場所である。

“おいしくて、楽しくて、癒される“道の駅地元の新鮮野菜や全国の名産品、レストランやスイーツなど、魅力がいっぱい!ほっこりする足湯やキッズゾーンもご用意。おいしくて、楽しくて、癒される。栃木県佐野市の道の駅「どまんなかたぬま」です。domannaka.co.jp

そのゲートを超えると山の中に道路工事で見かけるような信号が。道が狭いため一方通行で通る形のようだ。信号を少し待ちくねくねの山を登る道を走る・・・。すると鬱蒼とした樹木がなくなり、とても日当たりの良い山の斜面に出てきた。このあたりがキャンプ場のサイトが点在するエリアのようだ。早速チェックイン!

今回利用するサイトはこちら。ソロにおすすめの一番端のちっちゃな区画。3M×6Mくらいだろうか?2人くらいなら入りそうな感じかな?ちなみにこのキャンプ場の多くは芝生サイトであるが、ここはウッドチップのサイトとなる。ソロらしいワイルド感を出しているのであろう。

こちらが入口側を見たところ、眼の前にクルマを置ける。他のサイトはサイト内にクルマを置けず、近くの通路や駐車場に停めている感じだったので、そこは便利なサイトである(私は軽量キャンパーなのでクルマから離れてもいいのだが)。ん?そう言えばこのキャンプ場の名前には「オートキャンプ場」とあるよな?一部サイトは乗り入れできるのかな?サイトは程よく杉の木に覆われて、完全に日陰でもなく日向でもなくという感じであった。ちなみに上の画像の右側が南である。

その南側に向けてセッティング。画像右は北側、ひな壇状になった上に他のサイトがあるので、その目線よけの意味を込めてDDタープ3×3Mを張った。目線よけとしか考えていなかったタープが、このあと大活躍することに!!!テントは最近お気に入りのプロモンテVD-200。

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こちらが上の段のサイト。こう見ると、クルマをサイトに乗り入れているようにも見えるな。

上の段の方とは結構目があってしまいそうな距離感であることが伝わるだろうか(汗)。とは言えそれなりの距離はあるので、声が丸聞こえという感じではない。しかも静かな3人家族(静かな子どもと両親)であったので、心地よく過ごすことができた。

さて、それではお昼をまだ食べていなかったのでここらでランチに!本当は先にお昼にしようと思っていたのだけど、意外とここまで時間がかかってしまい設営を優先していたのだ。佐野市街からなんだかんだ1時間くらいかかってしまった(道の駅に寄ったせい?)。こちらは佐野名物のいもフライである!じゃがいものフライであるが、これがなんとも言えない旨さなのである!私はこれが好きで佐野に来るとチョコチョコ買っている(揚げ物があまり好きでは無いのに)!

ソースに浸してあるので味はガッツリついている。本当は焚き火にあてて少し温めたかったけど、更に遅くなるのでそのまま!温かいものはじゃがいものまわりにネットリとした食感があって、でも衣はサクサクッとしてウマいのである(伝えにくい)!

いもフライ | 佐野市観光協会いもフライとは 蒸したジャガイモを串に刺して衣をつけて揚げた後、ソースをかけて仕上げた佐野のソールフードです。甘みとホクホク感のあるジャガイモが特製ソースとマッチしておやつや夕飯のおかずに親しまれています。 店舗紹介(写真をクリックで店舗情sano-kankokk.jp

こちらはいなり寿司。ただの白いごはんではなく、五目ちらしのような具の入っているものであった。その名の通りオニギリくらいのBIGサイズであった!

食べていると・・・あれ???まさか雨!?天気予報では雨予報無かったけど・・・と思いスマホの予報を見ると、雨に変わっているではないか!急遽変わったようである(汗)。しかし、目線よけにタープを張っていたのでそのまま雨よけになった、これはラッキー!

雨は思いのほか強くなりそして中々やまない・・・雨のキャンプ・・・は大好き!しかも設営時と撤収時に降らないのが最高のパターン!明日は晴れ予報、これは良いパターンに入ったぞ!しとしと雨がまだ暑さの残る空気を一変させ、爽やかで涼しい空気にしてくれた・・・その雨を感じていると少し眠気が・・・ZZZ・・・と、小一時間くらい雨の子守唄で心地よくお昼寝させてもらった!

寝ている間に雨は更に強くなったようで、タープの内側にも結構雨が入り濡れていた。いつも雨のキャンプ時は大きめの4×4MのDDタープを張っているが、いつもより小さいので仲間で濡れてしまったのであろう。南側のポールの高さを低くし、雨が入り込みにくくなるように調整するのであった。焚き火台はビチョビチョ・・・水洗いできたな!

あたりは暗くなり始めたので、火を起こすことに。今回も火打ち石で火を作ります!最近行方不明になっていた一番火が付きやすい石が見つかったのでそれを使用!スグにチャークロスに火が移った!

雨で焚付け&薪拾いはできなかったので、持参した近所の公園で拾っていた枯れ葉などで火を起こし。薪は宮田高原キャンプ場で購入した激安広葉樹薪と近所でゴミ拾いしているときに拾った1.8mの2×4材を使うことに。ゴミの再利用の焚き火・・・素晴らしいリサイクルである!!!

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さっきランチしたばかりのような時間だが、ちびちびと宴を始めることに。まずは軽めのものからと、道の駅で購入したエビマヨサラダをつまむことに。

そしてこちらも道の駅購入の万願寺とうがらしとしいたけ。シンプルに素焼きで食べたがどちらも美味しい!特にしいたけは香りが強く塩も何もない素焼きで十分に満足であった。

(後半へ続く)

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